たかの友梨ビューティクリニックの'11年新CM発表記者会見が2月28日(月)、都内で行われ、CMに出演する沢尻エリカが会見に登場し、CM撮影秘話から離婚騒動にまつわる話までを赤裸々に語った。
同CMは「沢尻エリカ、悪女伝説」篇と題し、沢尻が「聖女」と「悪女」の二面性を体現。会見では、たかの友梨院長が登壇し「(沢尻と)一緒にマレーシアに視察に行った時に、彼女は女優復帰を強く希望していて、そのためにどんなチャンスでも真摯(しんし)に向き合って頑張りたいと聞いて、その思いを信じて(2年目の)契約をいたしました」と経緯を明かし、「彼女のフェースラインが大好きですし、くびれも。でも、先日帰国したときは6kg太っていたので週4、4時間のエステを受けてもらいました。彼女も頑張って、体脂肪を落とし、素晴らしいくびれを取り戻しました」とコメントした。また、沢尻にまつわる報道について「彼女に“黒幕”はいないし、全て彼女自身で決めていることです。ビジネスをしている人間として『ご迷惑を掛けている方々に会いに行った方がいいんじゃない?』とアドバイスは致しましたが、決めたのは彼女自身です。また、わたしが彼女の母親代わりだと言われていたりもしますが、いうなればわたしは彼女の姉です(笑)」と会場を沸かした。
一方、黒のタイトなワンピースで登場した沢尻は、「皆さんきょうはとても寒い中、お越しいただきましてありがとうございます」とあいさつ。CMについては「この(聖女と悪女という)CMの企画を聞いた時は、わたしがやりたい! わたしがやるべきだと思いました」と明かし、「CM中のナレーションの言葉(「本気の恋は私を臆病にさせる。遊びの恋は私を悪女にする」)は、『すごく合っている!』と人一倍共感しました」と告白。また、自身がオーディションして選んだ共演モデルについて「個人的にすごく好きなかわいい男の子とかもたくさんいたんですが、最終的にイメージに合う方を選ばせていただきました。割ときれい系なんですが、主張し過ぎないところがポイントでした」と選考理由を語った。撮影に関しては「日本に太って帰って来てしまっていたので、食事も気を付けながら集中的にエステをさせていただいて、みるみるうちにきれいなラインを作っていただきました。このままキープしていきたいです」と話し、CMに登場するピンクのバラと黒バラの花言葉(ピンク=“美しい少女”、黒=“死ぬまで憎みます”)について「聞いた時は『その通りかもしんない』ってすごく笑ってしまいました。いまの心情的には両方持ち合わせていますね(笑)」と秘話を披露。さらに「“女優・沢尻エリカ”として今後、芝居をして結果を出していかないといけないと思っているので、ぜひともよろしくお願いします」とファンにもメッセージを寄せた。
また、「何でも聞きたいことを聞いてもらって構いません」という沢尻に対し、報道陣から離婚騒動に関する質問が寄せられた。夫の高城剛氏について聞かれ「いまのわたしがあるのは彼のおかげであるのは間違いないですが、わたしが人として成長していく上で彼から巣立たなければいけないと思いました」と明かし、「'09年に、いろんな出来事があってわたしが彼に対しての信頼を失ってしまって、それを取り戻すことができなかったんです」と離婚を決意した原因を話した。離婚については「進展はないです。2人の約束で期日が来るまでは(離婚届けを)スペインの公証人役場に預けていますのでサインも捺印もしていないんですけども、離婚の意志は固いものなので、復縁するというような報道もありましたが、以前からわたしの中で決まっていたことで、黒幕がいるということは全くないです。そのことについては、彼も今でも誤解している節があると思いますが、本当に全くないです」と言明。高城氏が挙げているという離婚の条件に関しては「今すぐ離婚をしたいというわたしの思いと、ちゃんと仕事を落ち着かせて今後のことを考えながら別れようという彼の考えの違いから、もしも今すぐ別れるなら、黒幕のことや金銭問題はなかったことなど全てをオープンにして事実を伝えてくれということでした。でも、黒幕なんていないしわたしの意志だと言ってもらちが明かなくて、折り合いが付かなかったということです」と答えた。スペインの新恋人に関する報道についても触れ、「全くの事実無根です。面識はありましたが友達のグループの中の1人で、恋人だとか愛人だとかは事実無根です」と断言し、「今は恋人はいません。バレンタインデーは寂しかったで~す(笑)」とおどけてみせた。
お土産として報道陣に沢尻手作りのイチゴチョコレートが配られ、沢尻は「“聖女”的にいうと『いろいろご迷惑をお掛けしたな…』と、“悪女”的にいうと『こびチョコ』です!」とチョコに込めた思いを明かした。
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