――作品の見どころをお聞かせください。
この作品は、少し前の時代(1995年)を描いているので、携帯電話も出てこなくて、人と人との直接的な関わりで物語が進んでいきます。人と人が出会う瞬間や、人が右往左往しながら動いていくさまも描かれていて、園さん世代の人が若い時に感じていたものを今の人たちがどんなふうに見て感じるのか。
「全裸監督」が配信し始めて、何か大きなうねりを見せ始めているところに、この作品の配信も決まって、この選択は間違えてなかったなと思いますし、真摯(しんし)に向き合ったものが一つずつ形になっていく喜びを感じています。園さんの下で助監督をしていた時のことを思い出したり、園さんと僕にとって、ここからどういう作品を作っていくのかを示す“エピソードゼロ”的作品になりました。世界に配信されてどうなっていくのかワクワクしています!
とにかく僕にとっても未知の世界なので、この作品を見た方々がどう反応するのか楽しみです!
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
まずはNetflixに入ってほしい(笑)。実はあんまりその会話になることがないので。でも今、「全裸監督」を見た人が誰かに、「いい天気だね」じゃなくて、「Netflix入ってる?」って話をしはじめているはず。ぜひとも入会してください。そして見てください。なんだか、セールスマンっぽくなってきたのでこの辺で失礼いたします(笑)。
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