――番組では、メンバーが遠慮なく鈴木さんを“いじる”場面が増えましたね。
鈴木:距離感も近くないので言いやすいんだと思います。近いと言いづらいみたいになると思うんですけど。こっちもバンバン言えますし、小田なんかにもはっきり言いますからね。
小田:私もはっきり言い返しているんで。
鈴木:(小田から)「人の悪口言ってもらった金で食うメシはうまいか?」(2019年4月21日放送)と言われて(笑)。(メンバーとの間には)いい感じでその雰囲気が出ているので、視聴者から「ふざけんじゃねえ」みたいなことを言われたことは一度もないです。いろんな番組でアイドルの方と絡ませていただいていますが、この方々は置いておきまして、この方々のファンは最高です!
小田:えー!? 私たちは置いといてファンは最高?
鈴木:だって文句を言ってこないですもん。なんでも「どうぞどうぞ言ってください」「あの子たちをよろしくお願いします」「いつもありがとうございます」みたいな。チーム8のファンの方々は最高ですね! 本人からは一度も言われたことないですけど、ファンの方々は最高です。
小田:いいファンを持ちましたね。
吉川:うれしいね(笑)。
――でも、チーム8に愛着は湧いてきていますよね?
鈴木:ライブや舞台を見させていただいて、こんな言い方をするのは申し訳ないですけど、チーム8の子たちって、僕からするとよそのアイドルより泥臭いんです。みんなががむしゃらに頑張っている感じがするんですよ。そこはよそのグループにない部分。そこの部分はもっと引き出して、みんなが泥臭く頑張っているのを見せてあげたらなって思っています。
あとファンの人だけじゃなく、一般の人にも持っていきたいですよね。ファンの人が「面白かった」っていうのはありがたい話ですけど、ファンじゃない人が「あの番組面白いよ。あのアイドル(の名前)、何て言うの?」っていう人たちを増やしたいです。
――それが3年目の目標ですか?
鈴木:そうですね! これ、実は1年目から言っていますね(笑)。今年こそはそういう人が増えて、千葉だけじゃなくて、いろんな地方のいろんな局に番組を買ってもらって、たくさんの人が見られるようになって、それでチバテレがもうかればなって思っています(笑)。
――成長を感じていると思いますけど、あえてメンバーに注文を付けるとしたら何かありますか?
鈴木:関東メンバーは仲がいいんですよ。あまり本気でやり合うことがないというか。ここをもっと突き抜けて、みんなが変わってくれればなって思っています。そうすればもっと今までにない化学反応が出てくると思っています。
とにかく仲はいいですから。(収録前に)前説が終わるのを(スタジオ前で)みんなで待っているんですけど、その間もずっとべたべたしているんですよ。普通は逆じゃないですか。お客さんの前で仲良くて、終わったら誰も口きかないみたいな。
でも、本当に(舞台)袖でも仲いいですし。何とか仲悪くさせたいです、それでまた面白くなれば。今でも十分面白いですけどね。気持ちは本当に強い人たちなんで。
特に小田さんは、よく聞いていると面白いことを言っているんですよ。ワードが特にいいですよね、狙ってボンと。狙わないで言うのは、ここら辺(小栗、吉川)も面白いですけど、狙ったやつでズコーン!っていうのは小田さんが一番ですね。俺にだけ辛辣な悪口を言ったりするから、それをみんなに言ったらさらにいいと思うんですけどね。
でも、本人があまり目立ちたくない部分もあるのか、そんなに前に出てこないんですよ。小栗さんみたいに「目立ちたい!」っていう感じがあるとすごいと思うんですけどね。
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