原由子がドラマの語り初挑戦!少年時代の“寅さん”を温かく包み込む

2019/10/04 13:20 配信

ドラマ

語りに初挑戦する原由子(C)NHK

10月19日(土)からスタートするドラマ「少年寅次郎」(毎週土曜夜9:00-9:50、NHK総合)の語りを原由子が務めることが決定した。

国民的映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎の少年時代を描く本作は、ドラマ・映画シリーズで監督を務めた山田洋次による原作「悪童 小説寅次郎の告白」を映像化したもの。

寅次郎の出生の秘密から戦争を挟んだ“悪ガキ”時代、そして妹のさくらに見送られて葛飾柴又から旅立つ14歳までを描く。

原がドラマの語りを担当するのは同作が初めて。「このような大役を仰せつかりましてとても緊張していますが、皆さんに楽しんでいただけますように精一杯頑張ります!」と意気込みを語る。

そして制作統括の小松昌代氏は、「物語が進むにつれ、豊かな世界が形づくられ、 素直にひたってしまいました。想像以上です」と原の語りを絶賛した。

原由子コメント


以前から寅さんの大ファンですので、今回ナレーションで参加させていただくことになり、本当にうれしく光栄です。

このような大役を仰せつかりましてとても緊張していますが、 みなさんに楽しんでいただけますように精一杯頑張ります! よろしくお願いいたします。

制作統括・小松昌代氏コメント


脚本の岡田惠和さんとまだ平成だった今年の始めに柴又を訪ねた時、どんな声がこのドラマにはふさわしいのか、江戸川を眺めながらあれこれ想像しました。

昭和の時代を語りながら、なおかつ寅次郎を、その家族を包んでくれる声がよい。

そして江戸川のゆったりした流れのような語り心地。時に楽しく、時に優しく、車家の 人々や柴又の人々に、昭和の人々にも心を寄せてくれる声。

期待はふくらむばかりです。そして何よりも、その人のベースにある温かなまなざし。その時浮かんだ原由子さんのお名前に、最強の味方を得たような気持ちになり、一気に世界が広がりました。

そして、第1話の声録りが始まりました。想像通りです。いえ、物語が進むにつれ、豊かな世界が形づくられ、 素直にひたってしまいました。想像以上です。

これから悲しいこと、うれしいこといろんなことが起こる車家と共に歩いてくださること間違いありません。 ご期待ください。




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