――滝沢さんにとって松之丞さんは家族でいうと?
滝沢:松之丞さんは弟とも思えないし、兄とも思えないし、お父さんとも思えない。強いて言うならば、途中から入ってきた兄弟のような存在です。親は絶対違うと思うんです、私たち。
松之丞:遠いな(笑)。せめて親は同じであってほしかったよ。
滝沢:でも、そういう兄弟の方が仲良くなれたりするじゃないですか。実際10歳ほど年が離れていますし、人生の大先輩ということもあって、お互い気を遣うこともあって、家族になり切れない部分があります。
――レギュラー放送を続ける上で譲れないものは?
滝沢:敬意は変動します。だからこそ、ずっと尊敬したままでいたいです。尊敬しなくなったら、この番組もできなくなると私は断言します。
全部尊敬しているというのはおかしい話ですけど、「この人はここがすごいからちょっと気になる部分があっても大丈夫」と任せることができます。
松之丞:えー! 知らなかった。そっか、カレンさんって共演者に“尊敬”できなくなってしまったら番組は終わると考えているのですね?
滝沢:私の考えはそうですよ。 共演をしていて「この人すごいな」と思えなくなった時点で、番組を素直に楽しめないと思うんです。
松之丞:今日の収録ちょっとそうなってましたよね?(笑)。僕、今日絶不調で、寝ちゃいそうでしたもん。
滝沢:なってないです! 松之丞さんが寝ちゃいそうなのを見て、「私が頑張らなきゃ!」とは思いましたけど…。松之丞さんは本当に自然体。うそをつかない、無理をしない、自分の感情も全部出す、そこが尊敬できるポイントです。
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