結木滉星、入魂の長回しアクション撮影秘話を披露 「急きょ坂口さんから『ワンカットで行くぞ』と…」

2019/10/05 19:33 配信

映画

映画「下忍 赤い影」イベントに出席した寛一郎、結木滉星ら


俳優・寛 一 郎が主演する映画「下忍 赤い影」(公開中)の公開記念舞台あいさつが都内で行われ、寛一郎、山口まゆ、結木滉星、PANTA(頭脳警察)ら主要キャスト陣、山口義高監督が登場した。

寛一郎「滉星と一緒に頑張りました」


本作は、幕末を舞台に、忍者組織の最下層である“下忍”の末裔・竜(寛一郎)が勝海舟(津田寛治)から受けた密命を遂行するなかで「自分とは何か」を見出していく物語。忍びの尚を演じた結木滉星が主演を務める「下忍 青い影」(11月15日公開)と対をなす作品だ。アクション監修は映画「キングダム」などで知られるアクション俳優の坂口拓が務めた。

本作で初めての時代劇、初めてのアクションに挑戦した寛一郎は、「いろいろ初めてづくしで大変でした。キャストみんなが仲良く、以外とすんなり役に入り込めました。アクションがきつかったんですけど、滉星と二人三脚で一緒に頑張っていきました」と回想。

また、今回の共演で仲が深まったという結木については、「僕は人見知りの方なんだけど、滉星くんからしゃべりかけてくれて、アクションをやっていくうちに、体を動かしていくなかで仲良くなれた」と語った。

そんな結木は、戦隊シリーズ作品「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」でパトレン1号/朝加圭一郎役を演じた経験を持つ。

戦隊作品とはまた違う今回のアクション時代劇を演じてみての感想を「ルパパトでは常に銃や素手で敵と戦うシーンが多かったのですが、筋書き通り敵もすぐに撃たれて、殴れば倒れるというもので、割と激しいアクションはなかったのですが、今回の下忍では剣を使う役で、初めてということもあり、本気で人を殺しにいくアクションは特殊な経験でした。坂口拓さんによるアクション監修も刺激的でした。ワンカットのアクションシーンも撮影当日に急きょ坂口さんから『ワンカットでいくぞ』の一言で決まって(笑)」と振り返った。

5分間にわたる長回しで撮影されたクライマックスのアクションシーンについて、結木は「『赤い影』は2人でワンカットアクションを長回しするから、(寛一郎と)同じ気持ちを共有できてよかった」ともコメント。ふたりの言葉の端々には、お互いへの信頼と感謝の念がにじんだ。

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