女優の二階堂ふみが、10月6日に東京都内で行われた主演映画「生理ちゃん」の完成披露舞台あいさつに登場。共演の伊藤沙莉、松風理咲、そしてメガホンを取った品田俊介監督と共に、作品の見どころをアピールした。
同作は、2017年にWEBメディア「オモコロ」で連載をスタートし、SNSを中心に共感を集め、2019年8月時点で累計2000万PVを突破している小山健の同名WEBコミックの実写映画。
二階堂は、突然やって来る“生理ちゃん”に振り回されながらも仕事にも恋愛にも一生懸命な主人公の青子を、伊藤は人生を半ば諦め青子の働く編集部で清掃のアルバイトをするりほ、そして松風は二階堂扮(ふん)する青子の妹で受験生のひかるを演じる。
出演に当たり、二階堂は「生理という女性の体の中で起きることを題材にしているんですけど、だからと言って男性対女性という感じになるのではなくて、一番大事なのは自分とは違う他人が抱えている悩みであったりとか、苦しみみたいなものを、自分の物差しはかるのではなく、なるべくその人に寄り添いながら理解してあげられたら一番いいのかなと感じながら、この作品に参加させていただきました」と明かす。
また、伊藤との共演について「沙莉ちゃん演じるりほが、“生理ちゃん”がいなくなって、家のドアをがって開けてこれでもかってくらい大きい声で『生理ちゃん!』って叫んでいるシーンがすごく好きで、さすがだなって思いました(笑)。
ご本人のハスキーなボイスと相まって、よりいい『生理ちゃん!』が聞けたなって思いました。現場では沙莉ちゃんとご一緒する時間が少なかったので、完成した映画で楽しませていただきました」と振り返る。
二階堂の思わぬ発言に、伊藤は「確かに街中で『生理ちゃん!』と叫ぶことはないので、ちょっとだけ恥ずかしかったですけど(笑)。
でも、そんなことを考えられないくらい生理ちゃんを探し求めていたので、必死さが伝わって良かったなって感じはしました」とエピソードを語った。
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