「水曜どうでしょう祭」で6年ぶりの新作を8万人が鑑賞

2019/10/07 11:07 配信

バラエティー

「どうでしょうゼミナール」の校長にふんした大泉洋(C)HTB

北海道テレビ(HTB)が10月4日~6日の3日間、さっぽろばんけいスキー場にて、バラエティー番組「水曜どうでしょう」のリアルイベント「水曜どうでしょう祭FESTIVAL in SAPPORO2019」を開催。最終日に1万162人が来場し、3日間で延べ2万9,033人を動員し、無事に幕を下ろした。

ようやく晴れ間がのぞいた6日の最終日、昼のメーンステージに、最初に登壇したのは、大泉洋ふんする「どうでしょうゼミナール」の校長。続いて呼び込まれたミスターこと鈴井貴之のタコ星人姿に、会場からは大歓声。和太鼓を披露した後は、改めてディレクターの藤村忠寿嬉野雅道が登壇し、どうでしょう班4人が揃って、スタートした。

昼の部のメーンステージでは、イベント初日に20位の発表からスタートした名物企画「第3回どうでミー賞~あなたが選ぶ!『水曜どうでしょう』名シーン」ランキングを1位まで発表。上位6シーンのなかには、番組ファンにとってもどうでしょう班にとっても忘れられない「東北2泊3日生き地獄ツアー」がランクイン。会場のスクリーンで過去のVTRが流れると、若き日の大泉のぼやきに合わせて、客席も「一生どうでしょうします」と声を合わせた。

夜の部のメーンステージは、今回の祭の最大の見どころとなる6年ぶりの新作を先行上映。1・2話が連続上映され、祭の会場だけではなく、全国204の映画館で実施されたライブビューイングの観覧者7万人も同時観賞。イベント会場、映画館を合わせておよそ8万人が、「迷走中です」とディレクターの藤村が断言し、大泉が「前作より、面白くないですよ!」とぼやいた注目の新作を見届けた。

夜のメーンステージのラスト、どうでしょう班の4人が、それぞれ感謝を観客に語りかけましたが、最後にマイクを持ったのは鈴井。「僕たちも一生どうでしょうします。だから、あなた達も一生どうでしょうに付き合いますと宣言してください!」と語りかけ、それに応えるように会場からは大きな拍手が沸き起こり、3日間のイベントは幕を下ろした。

新作の放送初日は、北海道テレビ(HTB)で12月25日(水)の深夜から。放送回数については今のところ未定。