林遣都、学ラン姿の15歳の役に「大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました」<スカーレット>

2019/10/11 08:15 配信

ドラマ インタビュー

少し気弱な大野信作を林遣都が演じる!(C)NHK

戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

同ドラマは、高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・川原喜美子(戸田)の姿を描く。

10月11日に放送された第11回からは、幼少期を演じた川島夕空から戸田にバトンが渡され、15歳となった喜美子や幼なじみの信作を演じる林遣都、照子を演じる大島優子が本格的に登場した。

林は、気が弱く引っ込み思案な性格の大野信作を演じており、喜美子に圧倒される姿や学ラン姿にSNSでは「かわいい!」という声も上がっている。そんな林に、「スカーレット」に出演が決まったときの気持ちや、撮影の様子などを聞いた。

――今回「スカーレット」に出演する事が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

連続テレビ小説「べっぴんさん」の出演を経験して、“朝ドラ”や NHK大阪局の現場の空気感がすごく好きになり、また戻ってきたいなと思っていました。なかなか、こんなに長期にわたって人の人生を生きられるチャンスはないですし、それが“朝ドラ”の醍醐味だと思うので、今回はすごくうれしいです。

僕は滋賀県の出身ですが、滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてです。お話をいただいたとき、すごくうれしかったです。滋賀が舞台というだけでやりたいと思いました。僕の地元と信楽は離れていて、行ったことがない場所ですが、信楽焼は常に身近にありました。

祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があって、実家の玄関にも小さめのタヌキがあります。母は、僕が東京に行くたびにそのタヌキに安全祈願をしたり仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのはタヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます。