田中れいな、新曲披露にJuice曲、「THE 美学」「抱いてよ!」も投下の神セトリ<ライブリポート>

2019/10/15 08:00 配信

アイドル

デビューから17年。11月11日で30歳になるが、容姿はモーニング娘。時代から全く変化がない。機会があれば、また現役の娘。とパフォーマンスをしてもらいたいところ


アンコール「抱いてよ!PLEASE GO ON」でファン昇天!


「アディオス BYE BYE チャッチャ~~~!」と、お別れの言葉を残しながら田中がステージから姿を消すと、間髪入れずに“れいなコール”が飛び交いだす。

アンコール衣装で始まったのは、オリジナル曲の「アクロBADガール」。「ニャニャニャ!」とステージを走り回る“れいにゃ”を堪能できる最高の曲に、会場もクラップと声援で応えていく。

歌、ダンス、そして表情も。パフォーマンスの全てでファンを魅了する。モーニング娘。時代は高音がきれいな分、声が薄い印象もあったが、今はマイクに頼らない厚みを持つ


そして、いよいよ本当のラストナンバー。後藤真希のカバー曲「抱いてよ!PLEASE GO ON」のイントロに、この日一番の大歓声が爆発する。華奢で小さな体がダイナミックに躍動し、全くブレることなく、力強い歌声をたたきつけてくる。

久しぶりに彼女の歌を生で聴いたという方は、シンガーとして成長し続ける姿に圧倒されたのではなかろうか。

新旧のファンが楽しめる“過去と現在”


自身の人気ナンバーだけで余裕に構成できる中、それにこだわらず、まさに“何が飛び出すか分からない”内容だった今回のセットリスト。新旧のファン共に、「見に来てよかった」ではなく、「また見に来たい」となるライブであっただろう。

最後のあいさつで、ライブを共に作り上げてくれたダンサー・きえ、あいか、もか、ほのかを田中が紹介。

「どんどん新しいことを学ばせてくれて、『れーな100%!』は、れーなの足腰が悪くならん限り、ずっと続けていきたいライブやなって思わせてくれた4人です」と、きえたちに感謝を伝える。

「れーな100%!」のタイトル通り、大充実だったライブ。「涙一滴」「愛の炎」など、長らく聴いていないソロ曲もあり、次回はぜひ、それらも取り入れてほしい


「れーな、見て楽しむのもしてほしいワケよ。聴くだけじゃなくて。だけん、れーなは立ち止まって歌うよりも、やっぱりパフォーマンスの全部を楽しんでほしいっちゃん。新曲をいきなり歌っても付いてきてくれる皆さん! すごい声援を出してくれるやろ。最後の『PLEASE GO ON』とかすごかったやん! それを見ると『やってよかったな~!!』って思えるし! みんなと一体になれる最高の空間になりました!!」と、会場にも感謝のメッセージが送られた。

最後は恒例の「おつか、れーな!」で締めくくり、大満足の「れーな100%!vol.5」は幕を閉じた。

ひとまずこの後は11月に舞台「信長の野望・大志 -零-」への出演が控えている。12月にはバースデーイベント。その後のライブ開催を期待して待っていたい


田中はこの後、11月14日(木)から舞台「信長の野望・大志 -零-」に出演。そして、12月6日(金)に東京・新宿ReNYで30歳のバースデーイベントの開催も決定した。果たして今回取ったグッズアンケートは採用されるのか?