ブルーマンと日本文化がコラボレーションしたスペシャルステージの模様を、WOWOWで5月2日(月)、3日(火・祝)の2夜連続で放送することが決定した。その中から、第2夜「ブルーマン×亀治郎 BLUEMAN MEETS 歌舞伎」の公開収録が3月1日、東京・六本木ブルーマンシアターで行われ、青い3人組のパフォーマンス集団「ブルーマングループ」と歌舞伎役者の市川亀治郎がコラボレーションを成功させた。
ブルーマングループは、'80年代後半にニューヨークの路上で生まれ、言葉を交わさない青い3人組がドラム演奏や塗料を使ったパフォーマンスなどを繰り広げる集団。世界各地で人気を博し、現在では東京を含む世界8都市で公演が続いている。本公演は、そんな彼らが日本の伝統芸能とコラボレーションするという世界初の試みで、市川が「スピン(回転)」をテーマに、ブルーマンの音楽で歌舞伎舞踊「獅子」を舞う。
今回のオファーに「“最初はできるわけねぇだろ!”って思った」と語った市川だったが、公演ではブルーマンと息の合ったパフォーマンスを披露。市川はブルーマン同様、言葉を使わずにブルーマンとコミカルな掛け合いを展開し、会場は笑いに包まれた。さらに市川は、バンド演奏をバックに舞台上で歌舞伎メークを完成させ、観客を沸かせた。ほか、ブルーマンが浴衣を着用したり、傘回しに挑戦したりと、日本文化をふんだんに取り込んだ公演となっている。
この模様はWOWOWで5月3日(火・祝)に放送される。また、2(月)の第1夜では、新潟・佐渡島を拠点に太鼓を中心とした伝統的な日本の音楽芸能を追及する太鼓芸能集団「鼓童」とブルーマングループの共演の模様が放送される。
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