また、稽古中に大変だったことについて聞かれ「私は心を開くのが一番大変でした。私は人と話すことがすごく好きなんですけど、“その段階”にいくのに時間がかかってしまうんです。壁を越えるためには自分で(心を)開くしかなくて、それは自分自身も苦労しましたし、それによってキャストの皆さまにご迷惑をおかけしてしまいました」と吐露。
続けて「それがちょっとずつ、その壁が越えられそうになったときから、イメージの共有というのも自分から少しずつするようになって、ここはどういう場面なのかとか、このせりふはどういう意味が込められているのかとか、そういうことをキャスト同士で共有するのが楽しくなってきて。でも、その段階にいくのにすごくすごく時間がかかってしまったので、皆さんにたくさん迷惑をかけました」と語る。
それを受け、タキシード仮面役の石井は“大変だったこと”について「史緒里と一緒で、私は史緒里の心を溶かすことが大変でした」と語り、久保も「ごめんなさい!(笑) 自覚はあります!」と大慌て。
さらに、石井は優しく久保にほほ笑みかけながら「いい子なんですよ。真面目ですごくいい子なので、何を言っても『はい!はい!』って聞いちゃうので、それを『はい!』じゃなくて自分の言葉にするのが…。でも、ね! 今はできてるもんね!」と話し掛けると、久保は「本当ですか? ありがとうございます…」と恐縮しながら照れ笑いを浮かべていた。
最後にキャストを代表して、久保は「本日無事に初日を迎えまして、キャスト一同緊張もありつつこの日を楽しみにしておりました。
武内直子先生が生んでくださった『美少女戦士セーラームーン』というすてきな世界をこうして私たちが皆さまにお届けできるように、全身全霊でキャスト一同で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」とあいさつした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)