RIZINがBellatorとの合同興行を開催! 目玉はヒョードルの“ラストマッチ”&全面対抗戦

2019/10/09 22:59 配信

芸能一般

「日本での試合特有の喜ばしい雰囲気に触れることがうれしい」(ヒョードル)


【写真を見る】ヒョードルとランペイジがバッチバチの“フェイスオフ”を展開!


今回が恐らく日本で行う最後の試合となるヒョードルは、「私は19年前、初めて日本で試合をしましたが、その時から日本という国に心の底から惚れ込んでしまいました。

そして今、大好きな日本に再び来ることができ、そして日本での試合特有の喜ばしい雰囲気に触れることができると思うとうれしくてたまりません。また、長年一緒にリングで戦ってきた友人や、業界の仲間たちと(日本で)出会えたこともうれしく思っています。

今回の試合に向けてもう一度(日本の)仲間たちと協力して、最高に美しい試合を日本の皆さん、そして世界中のファンの皆さんの目に焼き付けてもらえるよう、最大限努力していきたいと思います」と、試合への思いを明かした。

ランペイジも「みんな知ってるかわからないけど、俺の一番好きなファイターはヒョードルなんだ。だから、最初にオファーを受けた時は変な気持ちだった。

でも、俺はとにかくもう一度日本で試合がしたかったんだ。日本で試合ができるならば誰であろうと戦うつもりでこのオファーを受けたよ」と、ヒョードルへのリスペクトを語った。

娘の誕生日を祝うため、お互い「絶対に負けられない戦い」に!


日本の格闘技ファンにとって「大みそか」、そして「さいたまスーパーアリーナ」という舞台は特別なもの。共に格闘家としてのキャリアの晩年に差し掛かってきた二人にとっても、今回の舞台は期するものがある様子。

ランペイジは「俺はとにかくさいたまスーパーアリーナで闘うのが大好きなんだ。あと、今回は娘の誕生日に試合することになるから、それも特別なことだと思っているよ。

子供にとっては、自分の誕生日に父親がいないのはショックだと思うから、出来れば娘も日本に呼んで、日本で闘うところを見せてあげたい。娘は日本に来たことが無いしね」と、例年以上に特別な日となることを明かす。

それに対してヒョードルは「実は私の娘の誕生日も12月29日なんです(笑)」と驚きの告白。PRIDE時代から互いにリスペクトし合ってきた両者は、お互い満面の笑みを浮かべ握手する一幕も。

PRIDE時代別の階級で戦っていた両者は、会見中お互いをリスペクトする様子が随所に見られた


続けて「私にとっては(年末に試合をすることは)非常に大事なことです。ロシアでは、『ヒョードルは新年になると日本で戦っている』というのが伝統になっているんです(笑)。

長い間ここ日本で新年を過ごし、皆さんのために試合をしてきました。次の正月も皆さんと一緒に過ごせることをとてもうれしく思います。

もちろん、(大みそかの大会は)これまで何度も参加してきた大切なイベントです。今回の試合は私にとって重要な意味を持っていますし、心からの喜びの気持ちを持って最大限の準備をし、12月29日を迎えたいと思います」と語った。

気になる対抗戦のカードなど、詳細は追って発表される。“ロシアン・ラストエンペラー”ヒョードルの、恐らく最後となる日本での試合を、ぜひ目に焼き付けよう。