その後、会場には仙台市中央卸売市場食肉市場で名誉賞を受賞したチャンピオン牛の肉が登場。銀座の有名店のシェフがその場で調理し、モエ・エ・シャンドンで乾杯した後、登壇者や取材陣に振る舞われた。
だが、司会者には配られず、尾形は「食べさせてください!」と、村井知事に土下座して懇願。
知事から「尾形さんのおじいちゃんは(宮城県桃生郡)鳴瀬町の町長だったんですよ。尾形さんには全くお世話になっていませんけど(笑)、おじいちゃんには世話になったので特別に」と言って、肉を渡された尾形は「じいちゃん、センギュー! とろけるー!」とチャンピオン牛を味わった。
黒羽も「わさびソースが負けています、この甘さ!」と絶賛。山谷は「こんなおいしいお肉、初めてです」と感動した後、知事に「私もみやぎ絆大使に…」と直訴すると「いいですよ」と、その場で大使就任が決定した。
それを聞いた尾形は「俺が絆大使になるまでにどれだけかかったと思っているんだよ! こんな1分で決まっちゃうのか!」と言いつつ「仲間が増えるのはいいこと」と、山谷を歓迎した。
会場には「全農COUNTDOWN JAPAN」(TOKYO FM)でパーソナリティーを務める歌手の安田レイも登場し、スペシャルライブとして「Brand New Day」「over and over」の2曲を披露。
「歌う前においしいお肉を食べさせていただいたので、のどが潤っていい歌が歌えました」と語った。
発表会終了後に行われた囲み取材で、尾形は「MCは普段あまりやりませんけど、皆さんがよくしゃべってくださったので助かりました。これからはMCもやっていきますかね。宗さん(さとう宗幸)もいいお歳ですし」と、地元テレビ局にさりげなくアピールも。
最後に、尾形の「センギュー!」に続いて、登壇者陣が「仙台牛!」と、テレビカメラに向かってコール。淡々と見守る取材陣に、尾形は「そんなに笑いが起こるものじゃないから、こういうの」と苦笑して、発表会を終えた。
取材・文=青木孝司
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