――加菜美、王子以外のキャラクターも個性豊かで、それぞれのセクションに分かれてアニメ制作に携わっていますが、その中で、自分に向いていると思う職種は?
大場美奈:私は、山内圭哉さんが演じている原画アニメーター。自分でキャラクターを描けたら楽しいだろうなって思うんです。その人にしか描けないものがあるって、すてきなことですよね。
――ちなみに大場さんは、絵心のほうは…?
大場:普通だと思います。めっちゃ下手というほどではない(笑)。
――例えば、犬を描いたら、誰が見ても犬だと分かりますか?
大場:それは大丈夫!(笑) 犬の特徴はしっかり描けると思います。
――小越さんは、アニメ制作に携わるとしたら、どの職種がいいですか?
小越勇輝:う~ん、やっぱり王子が務める監督ですかね。こだわりを持って、ある目標に向かって真っすぐブレずに進む姿には、すごく憧れます。ただ、人に指示を出したりするのは苦手なんですけど(笑)。
――ところでお二人は、なんと今日(取材日当日)が初対面とのことですが、お互いの印象は?
大場:本当にさっきお会いしたばかりなんですけど…「顔が小さいなぁ」って思いました、今(笑)。
小越:「今」?(笑)
大場:横で見ていて、顔が小さいし、体も薄いなって(笑)。
小越:さっきから、なんか変な視線を感じてたんですけど、そういうことだったんですね(笑)。僕は、今日一日で“人見知り”という共通点があることを見つけました。
大場:あ、そうですね。でもこの取材のおかげで、ちょっと目が合わせられるようになりましたよね?(笑)
小越:はい(笑)。今日は、もちろん僕も緊張してたんですけど、朝からずっと大場さんの緊張感が伝わってきてたんですよ。目が合わせられるようになっただけでもよかったです(笑)。
でも、横で大場さんのお話を聞いていて思ったのは、初めての主演舞台に等身大でぶつかろうとしている姿が、すごくすてきだなって。
大場:えっ?…あ、ありがとうございます(笑)。
小越:まだお会いしたばかりなので、舞台が終わる頃にはきっと、今とは全然違う印象を抱いているのかもしれませんけど(笑)。
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