大場美奈:小越さんは、私より精神年齢が高い気がします。年齢は私の方が上ですけど、話を聞いていて、すごくしっかりしている方だなって。
小越勇輝:そういうふうに言っていただくことは割と多いんですけど、逆に、年齢よりも若く見られることも多くて。自分ではもう、よく分からないです(笑)。
――先ほど小越さんがお話しした通り、大場さんは今回、舞台初主演となりますね。
大場:大ざっぱにしかイメージが湧かないんですけど、幕を開けるときに「これが私たちの舞台だ!」って胸を張っていられるといいなって、勝手にワクワクしています。
私は舞台の経験そのものが浅いので、お芝居の先輩である小越さんやベテランのキャストの皆さんに必死についていきながら、とにかく頑張るだけですね。
――今の時点で、舞台について小越さんに聞いてみたいことはありますか?
大場:あっ、一つ聞いてみたいことがあって…。
小越:大丈夫ですよ(笑)。
大場:本番中にセリフを忘れたらどうしますか?(笑)
小越:えーっ?(笑) いや、実は僕、まだ忘れたことがないんですよ。すごい心配性なので、本番中もずっと、舞台袖でぶつぶつセリフを言ってますから。ダンスがある芝居のときは、ギリギリまで一つ一つの動きを確認したり。
大場:すごい!
小越:だけど、夢の中では何度も経験してます(笑)。実は僕、舞台の本番中にセリフを忘れて焦っている、という夢をよく見るんですよ。セリフを忘れたらどうしようっていうのは、誰もが抱えてる恐怖なんでしょうね。
大場:そうなんですよ!(笑)
小越:だから、本番中にセリフが抜けてしまったら…舞台って、本番まで1カ月ぐらいかけて稽古をやってきているので、大体のストーリーは頭に入っているはずじゃないですか。だから「全体の流れでいうと、今はこのあたりかな」って思い出せば、自然と言葉が出てくるんじゃないかと。少なくとも、適当につなぐことはできると思います(笑)。
大場:あぁ、やっぱりそれしかないですよね。本番前に聞けてよかったです。ありがとうございました!
小越:大したことが言えなくてすみません(笑)。
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