ーー「世にも奇妙な物語」初主演についていかがですか?
24年前に役者という道を選んだのですが、その道を選ぶ前から放送しているシリーズということで、役者を志した頃は目標にする事も出来ませんでした。僕が映像デビューしたのが28歳で、30代でも夢は叶わず、43歳で主演という夢をかなえる事ができました!ありがたいですし、うれしい限りでございます。
ーー台本を読んだ感想は?
僕が今までに見た事がある「世にも奇妙な物語」の中でも少ないジャンルのストーリーだと思いました。もっと怖かったり、もっと不思議なジャンルを見てきましたが、今回は、もしかしたら日常的にありそうな…でもちょっと違う。ちょっと日常的でちょっと非日常なところがおもしろくて、やりがいがありました。
ーームロさん演じる藤田は、生き延びるために“コールドスリープ”という方法を選ぶわけですが、もしそのような立場になったら、主人公と同じような行動をとりますか?
僕はおそらく選ばないと思います。今回の共演者のみなさんともそんな話をしたのですが、僕は一回止めるよりも、ここまできたら受け入れちゃいます。止まる事は、自分の性格上ないかな、と。もし(病気を)宣告された時に、家族やそういう人がいたら変わるかもしれないですが、今の僕では考えられないです。
ーー撮影で苦労したことはありますか?
今回は、演技について監督と話し合う時間をたくさん頂けたので、台本の解釈や演技になどの面では苦労した事はあまりなかったです。強いていうと、「コールドスリープ」から目覚めるシーンでしょうか。全身麻酔から目覚めるのと同じルールでやろうという事になっていたのですが、目覚めたとき、息子や研究員さんなど周りの人たちは歳をとっているので、その時のリアクションは、もちろん経験がなくて、想像でしかないので、その演技がどう見えるのか皆さんの評価を聞きたいです。あと、「コールドスリープ」の機械に頭をぶつけるシーンで、僕が寝る位置を間違えてしまって、下唇を思いっきりぶつけてしまったのですが、そのままOKがでたシーンがあるのでそこも見て頂ければと思います。
ーー視聴者の方にメッセージをお願い致します。
今回は、僕が見て是非やりたいと思ったストーリーです。悲しい話なのか?怖い話なのか?不可思議な話なのか?コミカルな話なのか?どんな話なのか?見て確認して、感想をどこかで聞かせて頂けたらうれしいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)