映画通・スピードワゴン小沢が「人生TOP10に入る」と絶賛する映画の名ゼリフとは?<ザテレビジョンシネマ部>

2019/10/11 07:00 配信

映画

『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』 (C)2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


映画を愛するスピードワゴンの小沢一敬さんならではの「僕が思う、最高にシビれるこの映画の名セリフ」をお届け。第8回は、“こじらせ女子”がハプニングによって“超絶ポジティブ女子”に変身するラブ・コメディ『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング(2018)』(10月18日夜9:00 WOWOWシネマほか)。さて、どんな名セリフが飛び出すか?

――今回の作品、いかがでしたか?

小沢一敬(以下、小沢)「ものすごく面白かった~。この企画が始まってから観た映画の中で一番よかったと思う」

――いきなり大絶賛ですね。今回はすべての女子に観てもらいたい作品ですよね。

小沢「そう、すべての女子は観るべきだし、男子にも観てもらいたい。たぶん男子がこれを観たら、女子に優しくなれると思うよ」

――そうか、むしろ男性こそ観るべき映画かもしれない。

小沢「ちなみに映画の中のあるシーンで、『“美人になること”が夢なんて悲し過ぎる』ってセリフが出てくるじゃん。これは昔から言ってることなんだけど、俺はね、世の中にかわいくない女の子なんてひとりもいないと思ってるの。なぜかと言うと、たとえどんな顔でも、笑ってる女の子って絶対にかわいいのよ。コンプレックスがあると上手に笑えなくなるだけで、笑えば全員かわいいのよ。だから、お客さんを笑わせられる俺らの仕事は、マジで最高の仕事(笑)」

――さすが、セカイノオザワ!

小沢「『周りにブスが多い』って思ってる男は、それは自分のせいなんだよ。自分が女の子たちを笑わせてないから、そう思うんだよ」

――そういうことを教えてくれる映画ですね。

小沢「そうだね。だからもう、すべての人に観てもらいたいし、俺が一番薦めるべき映画だと思った。それぐらいすばらしい映画。これ、何か映画賞は取ったの?」

――主演のエイミー・シューマーが第27回MTVムービー・アワードのコメディ演技賞候補になったくらいです。

小沢「こういう作品は賞を取りにくいもんね。でも、もしも“オザデミー賞”があったら、最優秀作品賞をあげたいな(笑)。主演の女優さんも表情が豊かでよかったし、俺は吹き替えで観たんだけど、主演の声をあててた(渡辺)直美が、またいいんだよね」

――確かに、この役にハマりますよね、渡辺直美さん。

小沢「直美は今回、真面目に吹き替えをやってるんだけど、たまに遊び心を出してネイティブっぽいしゃべり方でやってみたりするシーンもあってさ。そういうのも含めて、全部うまかったと思う。俺は、芸人の女性の中で一番付き合いたいと思ってるのが直美なのね」

――それはどういう部分で?

小沢「直美はいつも表情がキラキラしてるし、けなげだし、頑張り屋じゃん。あんなにかわいいやつはいないと思ってるの、俺は。それこそ、この主人公みたいな子だよね」