小沢健二13年ぶりオリジナルアルバムは11月発売! 新曲「彗星」本日配信開始

2019/10/11 06:00 配信

音楽

小沢健二撮影●新津保建秀

小沢健二がニューアルバム「So kakkoii 宇宙」を11月13日(水)にリリースすることが決定。これに先駆けてアルバム収録曲「彗星」が本日10月11日(金)より各配信サイトにて先行公開されている。

新曲「彗星」はストリングスやホーンセクション、大人数のコーラスなどをフィーチャーした小沢流“ファンク交響楽”の最新型とも言えるナンバー。配信開始にあわせて連作となるティザー映像の第1弾「ドローン見ちゃだめ、ドローン見ちゃだめ……、見るー!」も公開されており、こちらでは食堂にて撮影された本人出演のユニークな映像を観ることができる。

ニューアルバム「So kakkoii 宇宙」は、2006年発売のインストゥルメンタルアルバム「Ecology of Everyday Life 毎日の環境学」から数えて13年ぶり、ボーカル入りの作品としては2002年の「Eclectic」以来17年ぶりとなる待望のオリジナルアルバム。収録曲等の全貌はまだ明かされていないが、小沢本人が全曲の作詞作曲のほか、ジャケットデザインも担当しており、かなり濃密な内容が期待できそうだ。なお「小沢健二SEKAI NO OWARI」名義で2017年9月に発表された「フクロウの声が聞こえる」は、小沢のみの歌唱によるオリジナルバージョンでの収録を予定。この発表に伴い、Instagramのアカウント@sokakkoiiもスタートしている。さらに小沢はアルバム発売の直前となる11月11日(月)と12日(火)に「飛ばせ湾岸2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ」と題したライブを実施する。11日は東京・新木場 Studio Coast、12日は東京・豊洲PiTといずれも都内の湾岸エリアにて開催。小沢は自身のTwitterで「曲、何やろう? #小沢健二 にどうぞ。『彗星』はやります。あと『失敗がいっぱい』笑。新曲です。」と予告し、ファンからのリクエストを募っている。

小沢は2017年2月に19年ぶりのシングル「流動体について」を発表して以降、SEKAI NOOWARIとのコラボによる「フクロウの声が聞こえる」、映画「リバーズ・エッジ」主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」といった計3枚のシングルをリリース。2018年春には日本武道館2DAYSを含むコンサートツアーを行い、2019年4月には「強い気持ち・強い愛(1995 DAT Mix)」を配信するなど精力的な活動を続けてきた。ファンは今回発表された新曲「彗星」と、11月のニューアルバム「So kakkoii 宇宙」を通して、新たに更新された小沢健二の世界をたっぷりと味わうことができるだろう。