ファン待望の「僕のヒーローアカデミア」(毎週土曜昼5:30-6:00、日本テレビ系)のアニメ第4シリーズが、10月12日(土)より放送が開始 。
原作は、週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載中の、堀越耕平が描くバトルアクションヒーロー作品。“個性”と呼ばれる超能力に目覚めた人たちが当たり前になった世界を舞台に、“無個性”ながらヒーローを夢見る主人公・緑谷出久、通称「デク」が、憧れのヒーロー・オールマイトから“個性”を受け継いだことから、オールマイトのようなヒーローになることを志し、名門高校・雄英高校で仲間たちと切磋琢磨を続ける。
第4シリーズでは、デクたちがプロヒーローの下でインターン活動に挑む中、新たな敵<ヴィラン>が登場。ヒーローとして新たな使命に立ち向かう。
今回、第4シーズンから本格的に登場する、デクたちの先輩ヒーローであり、雄英高校で“ビッグ3”と呼ばれる、新キャラクター・通形ミリオ役の新垣樽助、天喰環役の上村祐翔、そして波動ねじれ役の安野希世乃の3人にインタビューを実施。
新シリーズに懸ける思いやキャラクターについて語ってもらった。
――皆さんが演じられるそれぞれのキャラクターについて教えてください
新垣:ミリオは、“ビッグ3”と呼ばれる雄英高校の上級生の一人で、その中でも一番プロヒーローに近い存在で、他の生徒たちからも憧れる存在です。
主人公のデクたち、後輩ヒーローたちを引っ張りつつ一緒に戦っていくヒーローなんですが、“個性”が「透過」という、便利なように見えてすごく使いこなすのが難しい能力なんです。
それを本人の血のにじむような努力によって、すごく強い“個性”に変えていったっていう、最強の名に裏付けされた努力家ですね。
上村:環は、メンタルが弱くて人前に立つと、ぼそぼそしゃべる子なんです。
彼とは真逆で、明るくて太陽のようなミリオに対してすごく憧れを持っていて、ミリオから影響を受けている部分だったり、感化されていることもあってそこも演じていて面白いんです。
彼はメンタルが弱いんですけど、食べたものを自らの体で「再現」できる“個性”がすごく強くて、そのギャップも演じていて面白いところですね。
気が付くと、すぐ人に背を向けて壁と会話しちゃうキャラなので、会話のバランス感を考えながら演じていますね。
安野:ねじれちゃんは最初の印象はかわいらしい女の子だなと思っていたんですが、いざ演じてみると真逆で、“ぶっ飛んだ”女の子だったんです。
初めてデクくんのクラスを訪れた時も、もういろんな生徒に一方的に質問攻めしちゃったりとにかく好奇心旺盛で、かつすごく移り気な性格な子なので、コミュニケーションが一方通行なんです。
音響監督さんから「子どもだと思って演じて」というディレクションを頂いたくらい、相手との会話のキャッチボールが逆に成立してはいけない子なので、その距離感がすごく大変で。
彼女の爆発する好奇心がそのまま彼女のエネルギーなので、もう私の300%くらいのエネルギーで演じないと、彼女にはなかなか追い付けないんです(笑)。なので、私自身、彼女に振り回されながら、必死に彼女と向き合っています。
普段はすごく天真らんまんな子なんですが、戦闘シーンに入るとビッグ3なので、すごく強いんです。「波動」の“個性”で戦う姿も派手な子なので、アニメで描かれたときにどうなっているのかも見ていただければと思います。
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