――お互いのキャラクターについてはどのような印象を持っていますか?
新垣:環は、ミリオの根っこの部分まで一番理解してくれている人物というか、賛成であれ反対であれ、ミリオの行動に対して理解をして、きちっと意見を言える子です。
ねじれちゃんは、初めて登場したときからめちゃくちゃかわいいなと思ってました。
その子どもみたいな好奇心で、一発で悪い子じゃないなと思える子だし、ねじれちゃんがいることで、3人でいるときのバランスが保たれている気がしますね。
上村:ミリオは、いるだけで場が明るくなるし、ちょっと突拍子もないなと思う行動も、その行動自体にもパワーがあって、見ていてワクワクすると言いますか、ヒーローらしいヒーローという印象です。
ねじれちゃんは…かわいいですよね、やっぱり(笑)。
安野:大丈夫ですか、お二人からすごくもてはやされていませんか?(笑)。
上村:なんだろう、最初の登場シーンからなかなか強烈な印象の子なんですが、その行動さえも、かわいらしいなと受け入れられちゃうところが、ねじれの持ってるパーソナルな部分の魅力だなと思います。
安野:ミリオはカリスマ性の塊ですよね。みんなを引っ張る力とか、場を和ませる行動とかもそうですし、ヒーローとして後輩に指導するときに、口で教えるより実戦でというような、潔さも魅力のキャラクターだと思います。
個人的には、環はなんであんなにネガティブになってしまったんだろうって過去が気になっちゃうキャラクターですね。そのあたりも描いてくれたら面白そうだなって思います。
――新しく始まる第4シリーズの注目ポイントや見どころを教えてください
新垣:過去のシリーズを見ても、戦闘シーンの描写にとにかく力が入っていて、クオリティーがすごいなと思っていて。第4シリーズでもそこは健在だと思うので、ど派手な戦闘シーンの爽快感やスピード感にはぜひ期待してほしいです。
他にも、キャラクターの心情の描き方がすごく繊細に描かれているので、今回のシリーズから初めて見る人でも、キャラクターたちが一つの目的に向かって力を合わせていくさまや、その中での感情の動き方は、見ていて興奮するものがあるんじゃないかなと思います。
上村:インターン活動では、それぞれのヒーローがバラバラに活動するんですが、ストーリーも、そのグループごとにスポットが当たるんです。そのグループがそれぞれ魅力的というか、戦い方も“個性”も違うから、一つ一つを見ても面白いし、全体のストーリーを見ても面白い、というのが見どころです。
安野:今回は、これまでよりもさらに脅威となる敵(ヴィラン)が登場してくるので、そこにも注目だと思います。ヒーローたちの“個性”に関わる重大な危機も起きてしまうし、何よりも敵<ヴィラン>側にもスポットが当てられて、一言じゃ表せないくらい濃いストーリーが展開するので、最後まで目が離せない、スリルのある一幕になると思います。
――最後にメッセージをお願いします。
新垣:第4シリーズから、いよいよビッグ3の三人が本格的に登場します。今回のストーリーは原作ファンの方もすごく楽しみにされている方が多いと聞いているので、皆さまの期待を上回れるように、ミリオというキャラクターをしっかり演じ切りたいと思います。楽しんでいただけたら幸いです。
上村:ビッグ3は前回のシリーズの終盤にも少し出演させていただいたのですが、その頃からすごくあたたかい現場だなと感じていました。今回の新しいシリーズでも環を演じられるのが光栄だと思っています。一言では語れない、クセの強いキャラクターばかりの作品なので、他のキャラクターに負けないようにビッグ3の天喰環として見せ場をしっかり見せていきたいと思っています。ぜひご期待ください。
安野:まず、ビッグ3のねじれちゃんという役に出会えて、すごく幸せに感じています。この作品が第4シリーズ、第5シリーズともっと長く愛される作品になっていけるように、私も少しでも力添えできるように頑張っていきますので、原作ファンの方、アニメファンの方、皆さま楽しんでいただけたらと思います。
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