帝国劇場の開場100周年を記念したパーティーが、3月1日、都内にて行われ、'11年のラインナップを飾る出演者総勢29名が出席した。
同劇場の単独主演最多記録を持ち、現在公演中の「Endless SHOCK」で座長を務める堂本光一は「帝国劇場には歴史を作られてきた先輩方のエネルギーがものすごくあふれている。それを感じながらステージに立たせていただけて本当にうれしい」と、その重みを実感している様子。さらに「11年間やらせていただいて学ぶことがたくさんありますので、今後もステージに立てるように努力していきたい」と意気込んだ。1月公演で100周年のスタートを飾った滝沢秀明は「帝国劇場だからこそ実現できる演出があります」と感謝し、「100年経っても夢や希望を生み出すこのステージに、来年もぜひ立てるように頑張りたい」と、思いを語った。
また、6、7月公演「風と共に去りぬ」でスカーレット・オハラを演じる米倉涼子は「私が尊敬している森光子さんが、大事に大事に読んでいらしたという作品なので、みなさんの心に残るものにしたい」とビデオメッセージを。4月~6月公演「レ・ミゼラブル」の帝劇開場100周年スペシャルキャスト・鳳蘭は「初演のころ(’87年)、私はまだ宝塚を退団したばかりで人気があったんですが、子供をいじめるマダム・テナルディエを演じてものすごくファンが減ったんです。今回も残ったファンが全員いなくなるようなすばらしい演技をしたいと思います」と明かし、笑いを誘った。
今秋にモーニング娘。を卒業し、12月公演「ダンス オブ ヴァンパイヤ」で帝劇初出演を果たす高橋愛は「私自身ミュージカルが大好きで、帝国劇場は何度も足を運んだあこがれの舞台。100周年という記念の時に立たせていただけて本当に幸せに思っています」と、思わず感涙し「サラを頑張って演じますのでよろしくお願いします!」と笑顔で語った。
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