BSプレミアムで4月25日(月)~28日(木)に放送される「シリーズ“若冲ミラクルワールド”」のナビゲーターを、嵐の大野智が務めることがわかった。
同番組では、スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って、江戸時代中期に活躍した画家・伊藤若冲が残した傑作の数々を詳細に分析、驚異のテクニックの秘密を明らかにしていく。
若冲の代表作「動植綵絵」(どうしょくさいえ)は10年がかりで完成した作品で、華麗な色彩と細密描写において日本美術史上唯一無二の名作として名高い。このほど、東京文化財研究所と宮内庁による「動植綵絵」の色彩調査がまとまったのを受け、「動植綵絵」の全30幅の撮影を、初めて宮内庁から許可された。
シリーズを通して番組のナビゲーターを務める大野は、自らもアーティストとして絵画やフィギュア、オブジェなどの制作を行い、'08年には、アート作品集「FREESTYLE」を発表。東京をはじめ全国5カ所を巡回した個展で10万人の観客を動員している。
そんな大野がもっとも敬愛する画家の一人が若冲で、5年ほど前、友人から若冲の画集を勧められたのをきっかけに若冲の世界に引き込まれたという。また、一昨年に東京国立美術館で開かれた「皇室の名宝展」にも足を運び、「台風がきていた日で、お客さんも少なくてゆっくり見れた」と話す大野は、若冲の「動植綵絵」の前で2時間ほど見入っていたという。「自分もリアルに書くのが好き」という大野は、「若冲の絵は、画面の隅々まで完ぺきに描きこんでいて、すべてに魂がこもっているところがすごい!」とその魅力を語った。番組では、ひとりのアーティストとして若冲の絵に向き合い、その奥深い世界をナビゲートする。
同番組のプロローグ番組として「“若冲ミラクルワールド”PRキャンペーン 嵐・大野meets若冲」(仮)も放送される。
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