人気タレントが落語家に入門し、師匠の教えの下、「古典落語」に挑戦するという新感覚バラエティー「落語家Xの快楽 シーズン2.0」が3月6日(日)、13日(日)、20日(日)にWOWOWで放送される。師匠との出会いから、精進を重ねて観客の前で披露するまでを追うもので、'10年3月に放送された「落語家Xの快楽」の続編となる。
6日(日)の放送では、南海キャンディーズ・山里亮太が三遊亭兼好に弟子入り。また、13日(日)の放送では酒井敏也が入船亭扇辰の下に、20日(日)の放送ではみひろが桃月庵白酒の下にそれぞれ弟子入りする。
観客の前でけいこの成果を披露する当日、挑戦者の出番前にそれぞれの師匠3人が客前に登場。扇辰が「弟子のために前説させられたり、きょうの楽屋もわれわれは相部屋で、弟子たちはそれぞれ個室。師匠の扱いじゃないよ!」と嘆き、会場を沸かせると、白酒は「自分で(落語を)やるのとは違った緊張が…。弟子がウケないのはつらいし、すごくウケるのも(短時間でマスターされた感じがして)どっちにしてもつらい…。程よくウケてほしいですね」と師匠ならではの本音を漏らした。一方、兼好は「皆さん(成功するのも、しないのも重要なのは)最初の2分です! お力をお貸しください」と三者三様のコメントで会場を温め、弟子への愛情をうかがわせた。
最初に登場した山里は「しっとりとした拍手ありがとうございます。でも、もっと軽い気持ちで見てくださいね」と話し始め、演目である「宗論」を披露。また、酒井は「夢の酒」、みひろは「転宅」をそれぞれ披露した。出番を終え、ほっとした表情で再度登場した弟子たちは「楽しかったです」(酒井)、「2カ月半の修行期間でしたが、きょうようやく(落語を客前で披露するという不安から開放されて)ほっとできて、安心しています」(みひろ)、「いい師匠にめぐり合えたと思っていますが、白酒師匠以外のお二方(兼好と扇辰)の『弟子が(みひろじゃなかったので)外れだった』というつかみを聞いて、素直に笑えなくなっちゃいました…」(山里)と感想を語った。
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