ボクシングの各階級最強王者を決める大会、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」のバンタム級決勝「井上尚弥×ノニト・ドネア」戦が、11月9日(土)にWOWOWにて放送されることが決定した。
毎回ボクシング世界最高峰の試合を放送し続けている「エキサイトマッチ〜世界プロボクシング」。ことしに入っても、6階級制覇王者のマニー・パッキャオや、現役世界最強王者と言われるワシル・ロマチェンコら、世界的ビッグネームの最新試合を数多く放送してきた。
11月9日(土)の放送では、WBSSのバンタム級決勝戦であり、WBA及びIBF世界バンタム級王者の井上尚弥とWBAスーパー世界バンタム級王者のノニト・ドネアによる王座統一戦の模様を録画放送する。
ボクシング界では、一般的に「世界王者」と認定される団体がWBA、WBC、WBO、IBFと4つもあり、さらに団体によっては「スーパー王者」や「暫定王者」まで存在するなど、一つの階級に4人以上のチャンピオンが存在するいびつな状況が長年続いてきた。
そんな中で始まった「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」は、「各階級で誰が一番強いのか」を決める、シンプルながらも刺激的な大会。各団体の王者や元王者らビッグネーム8人が集結し、“最強”の称号をかけたトーナメントでしのぎを削ってきた。
2017年9月に始まった第1シーズンは、クルーザー級とスーパーミドル級で開催。クルーザー級ではオレクサンドル・ウシクが優勝し見事4団体を統一し、スーパーミドル級はカラム・スミスが制した。
そして、第2シーズンはバンタム級とスーパーライト級に加え、第1シーズンに続いてクルーザー級も実施。各階級とも決勝のカードが出揃い、戦いは佳境を迎えている。
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