――お二人はこの作品が初共演でしたが、お互いの印象は?
佐野:二人で取材を受けるのも、今日が初めてだよね? 男子ばかりだったので、華として女子がいてくれたのは良かったです。現場を明るくしてくれた存在でした。
堀田:私は実際にも兄がいますけど、「お兄ちゃん!」っていう感じでした。フィルムカメラで、モノクロのオフショットを撮ってくださっていたんですよ。おしゃれな趣味を持っているなって思いました。アクションも間近でバック転しているのを見て、すごいなって思ったり。
――「Beginning」というタイトルからすると、続編もありそうですが?
佐野:監督はやるつもりみたいだし、僕らもやりたいですね。
堀田:私もぜひやりたいです。
佐野:でも、僕は高3の役でしたからね。このまま学校を舞台にすると留年になってしまうので、卒業生の役ということで。それよりも、今から撮影して、公開までにまた2年とかたったら…俺、何歳?って感じですけど(笑)。
堀田:あー、私も何歳だろ。次の撮影では海外に行きたいですね(笑)。
佐野:いいねー、香港あたりとか。怪人二十面相は神出鬼没なので。
堀田:皆さんと一緒だったら、海外に行っても絶対に楽しいと思います。
――続編があるとしたら、どんなエピソードを掘り下げてほしいですか。
堀田:芳狼のお父さんは出てきましたけど、私のお父さんは海外出張中ということで出てきていないですからね。どんなお父さんなのか、どういう家族なのか気になります。そこから物語も深まると思うし。
佐野:僕の役もまだまだミステリアスな部分が多いので、生い立ちとか掘り下げてほしいです。
――堀田さんのアイドル役のシーンももっと見たいですね。
堀田:えぇ、本当ですかぁ!? 本物のアイドルの方(板垣瑞生)がいらっしゃるのに、ちょっと恥ずかしいです(笑)。
佐野:確かに男性陣としては、そこも気になります。続編やスピンオフに期待ですね。
堀田:アイドルとしてCMに出演している映像が出てきたじゃないですか。スタッフさんがあの商品のピーチ水を本当に作ってくださったんですよ。今でも家に飾ってあります。次に撮影があったら、持っていきます。
佐野:いやいや、それは大事に飾っておこうよ!
――では最後に、この映画でのご自身の見どころをお願いします。
佐野:アクションにも挑戦させていただいたので、ぜひ映画館の大スクリーンで見ていただきたいです。
堀田:私にとっては高校を卒業して最初の学園もので、まだリアルな高校生らしい、初々しい部分が映っていると思うので、そういった面も楽しんでほしいですね。
取材・文=青木孝司
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