――辻を迎えて。
辻さんは、はっきりモノをおっしゃるけど、人への配慮がきちんとできている方。すごくしっかりされていて安心してお話ができる方だなと思いました。
使う言葉が時々分からないことがあって(笑)、今の若い人はそういったワーディングで喋っているのだとすごく新鮮でした。
ぜひ、物おじせずに、等身大で思ったことを率直にぶつけてもらいたいです。私も理解できないこと、全く反対だと思うことはそう言いたいと思います。
どうしても経験を積んだ分、われわれの言葉は丸くなりがちだと思うので、辻さんにはシャープでハードな、クリアな言葉をどんどん出していただきたいです。
――「news zero」2年目に向けて。
辻さんはじめ、若い世代とわれわれ世代の視聴者の皆さんとの橋渡しをしつつ、時には、若い世代に攻め込んだり、逆に、われわれ世代にも攻め込んでもらって、そこで明らかになるいろいろな世代間の考え方の違いを番組の中で率直に融合させられればと思います。
どの意見も認めて、こちら側も遠慮せず、「おばちゃんの意見」も伝えていきたいと思っています。
オファーを頂いたときは、びっくりしました。どうしたらいいだろうと…(笑)。「news zero」は、私たち若者世代も見ている、分かりやすいけれど堅苦しくない、スタイリッシュな番組というイメージ。
私たちの世代は、一つのチャンネルを見て育ったというより、SNSが発達していて、それぞれがそれぞれの世界観を持っている、ダイバーシティ世代といえるかもしれません。
だから、若者代表というとおこがましいのですが、zeroへの出演を通じて、上の世代とどこが共通項で、どういうふうに大人と若者が手を組んだらよい未来を創っていけるだろう…といった世代間をつなぐきっかけになれればうれしいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)