ダヴ・キャメロンのクッション叩きに、ブーブー・スチュワートが感謝!

2019/10/18 12:00 配信

映画

写真左から、ブーブー・スチュワート、ダヴ・キャメロン


ダヴ・キャメロンとブーブー・スチュワートが、テレビ映画「ディセンダント3」の日本配信を記念して来日。2人にインタビューを行い、撮影時の裏話や同シリーズへの思いなどについて聞いた。

同作は、ディズニー・チャンネルの大ヒットシリーズの最新作で、ディズニーのヴィランズ(悪役)の子供が主人公を務めるオリジナル・ムービー・シリーズの最終章。ダヴは「眠れる森の美女」の悪役、マレフィセントの娘・マルを演じ、ブーブーは「アラジン」の悪役、ジャファーの息子・ジェイを熱演している。

――シリーズ最終章となる今作の脚本を読んだ時の感想は?

ダヴ「愛している作品が終わるというのはすごく悲しいのですが、やはり脚本を読む前は大きな期待感がありました。いつも『ディセンダント』をやる時はとにかくうれしくて、ストーリー展開についてあまり考えないのですが、今回は(最終章ということで)いろんな謎や伏線が解決していて『ちゃんと終わっているな』という気がしました。また、『おとぎ話が、ファンが期待していたとおりに完結しているな』と思いました」

ブーブー「新しいキャラクターも登場していましたので、新キャラクターを誰が演じるのかも含めて『(撮影は)どういうふうになるんだろう?』とわくわくして、自分なりにいろいろアイデアを膨らまして撮影に臨みました」

ダヴ・キャメロンとブーブー・スチュワート


――同作のお気に入りのシーンは?

ブーブー「オープニングナンバーの『Good To Be Bad』は、自分でもすごく誇りに思っているシーンです!あのナンバーのシーンを観た時はすごくうれしくて、すぐにダヴと(監督の)ケニー(・オルテガ)に電話して『すごくいい!』って話したくらいなんです」

ダヴ「私も『Good To Be Bad』のシーンはすごく好きなんですけど、最後の方のマルとハデス(シャイアン・ジャクソン)の非常に静かで短いシーンがとっても気に入っています。せりふは4行か5行くらいしかないんですけど、2人の関係性を如実に表していると思うので。マルが実際はどんな子なのかっていうのが分かるシーンだと思います」

ブーブー「僕もそのシーンは脚本を読んだ時に『本当にすごい!』って思って、出来上がったものを観ても本当にすごかったですね」

――今作の撮影での印象的なエピソードは?

ダヴ「それが1番難しい質問なんですよ!(笑) 1番最後のシーンは、実は脚本に書いていなかったシーンで、自分たちで『こういうふうにしよう!』ってみんなで作り上げたものなんです。私たちが踊っていたらケニーさんが他のキャストをそーっと入れて、急に私たちの後ろに登場させて私たちの反応を見るという演出だったのですが、私たち2人は『これで終わりなんだ』と急に感傷的になってしまって思わず泣いてしまったんですよ」