フミヤ&カナミにとって、結婚へのもっとも大きなハードルは“フミヤの真面目すぎる性格”。
事業を軌道に乗せるまでは結婚を考えることはできないという意志は固く、「カナミを幸せにしたいという思いからの仕事だから、仕事が崩れてしまったら幸せにすることはできない」「結婚はすごく重いこと。約束をかわしたら一生一緒にいなきゃいけない」(4話)、「(結婚すると決めたら)仕事のビジョンをいったん捨てなければならない」(6話)とかたくなだ。
そんなフミヤに、1話ゲストの紗栄子は「仕事への責任感は素晴らしいと思うけど、(女性は)うまくいかなかったとしても一緒に楽しんでいきたいと思っている」と女性側の心境を代弁し、小籔は「フミヤさんの気持ちは半分わかるんです。もし事業失敗してもついていくからと言われても余計悪いんすよ」と男性側を擁護。
このやりとりに視聴者からも「紗栄子さん、女子のリアルな意見!」の声が上がる一方、「俺は男性だから責任の重さがわかる」「仕事しか考えられないときに結婚の話をされても決断できない…」「なるほど…彼が結婚の話題を避ける理由がやっとわかった」など、男女双方に共感する声が飛び交った。
では、男性はなぜ結婚に及び腰になりがちなのか?
AbemaTVが25~34歳の男性500人に行ったアンケート(※)では、「あなたが結婚をしたくない(ためらった)理由はなんですか?」の質問に、4分の1にあたる25.1%が「自由な時間が奪われるから」と回答。
以下、「お金の自由が奪われるから」(22.05%)、「趣味に没頭したいから」(11.79%)、「年齢がまだ若いから」(11.22%)、「仕事が忙しいから」(10.27%)と続いた。
自分自身の夢やロマン、野心を大事にしたい傾向の強い男性と、出産を含めたライフプランを逆算し切実な思いを抱く女性。その溝を埋めるのは簡単なことではないのかもしれない。
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