尾野真千子が朝ドラヒロインに決定!スーパーで吉報を聞き号泣!!

2011/03/07 22:57 配信

ドラマ

朝ドラヒロインに決定した尾野

NHK総合ほかで'11年9月から放送予定の平成23年度後期・連続テレビ小説「カーネーション」のヒロイン発表記者会見が3月7日都内で行われた。壇上にはヒロインに決定した尾野真千子と、番組チーフ・プロデューサーの城谷厚司氏が登場。

同作は、大阪府岸和田の呉服商の家に生まれた男まさりの女性・小原糸子が「女にしかできないことを見つけて自由に生きたい」と裁縫の道を選び、活躍する姿を描く。ヒロインのモデルはファッションデザイナーの小篠綾子。コシノヒロコら三姉妹をモデルとする娘たちも登場し、世界を舞台に活躍していく。

1850人の中からオーディションで選ばれた尾野は「18歳で東京に出てきまして、朝の連続テレビ小説のオーディションに何度も通ってたんですけど、なかなか受からず、もうヒロインはないなって思っていたら30歳を迎えることしに、やっと、やっとわたしの夢が叶いました」と念願が叶った喜びの気持ちを言葉にした。

今回の朝ドラオーディションを受けたときの決意を「わたしの年齢でもいいって言ってくれたので、もしかしてそれはわたしにとってチャンスを与えてくれてるのかなって思いました。30になるので自身満々というわけではなかったんですが、『チャンス』という言葉が頭に浮かんで、がんばってみようと思いました」と振り返る。また、ヒロイン決定の報告を「スーパーで買い物していたとき、事務所からの連絡を受けました。『真千子ちゃんやったよ!』って言ってくれて、そこで大泣きしました。事務所の方も泣いて喜んでくれていました」と喜びの瞬間を思い返した。

”大阪のおかあちゃん”という今までにない役を演じることに対し、尾野は「自分のお母さんを思い描いています。不安はいっぱいですが、大阪弁を話せるのが楽しみです」と期待と不安の入り混じるコメントを残した。

城谷チーフプロデューサーは、ヒロインを尾野に決めた理由について「オーディションの最終的な課題で、10代の女学生と45歳のお母さんのシーンをやってもらったんです。女学生としてもちゃんとそこに存在していて、そのあとすぐに45歳の設定をお願いしてもすぐにはまる。すぐそこに存在できることがすごいなって思いました。それと内に持っているパワーみたいなものをすごく感じました。今回のヒロインは山あり谷ありの人生を歩んでいくので、その中を生き抜いていくパワーを感じたので、そこが決め手になりました」と、尾野の演技を絶賛し、期待を持たせてくれた。