笹森裕貴と貴志晃平が新作公演で気になるのはあのキャラ! <ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』対談・後編>

2019/11/02 12:30 配信

2.5次元

自身が演じる祐の成長を見てほしいと話す笹森裕貴(左)


サンリオキャラクターが大好きな男子高校生たちの日常を描き、舞台、Twitter、漫画、ゲーム、テレビアニメなど、さまざまな媒体でオリジナルストーリーを展開するメディアミックスプロジェクト「サンリオ男子」。

2018年11月には、東京・天王洲 銀河劇場にて「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』」を上演。”キラキラ”をテーマに、芝居や歌、ダンス、漫才などで“サンリオ男子”たちの青春の日々を描き、スペシャルゲストとしてハローキティ、日替わりゲストにポムポムプリン、マイメロディが出演し、好評を博した。

そんな「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』」の待望の新作公演が、2019年11月、東京・品川プリンスホテル クラブeX にて上演決定。サンリオ男子たちの新たな物語が幕を開ける。

また、2019年5月には、ニコニコチャンネル「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子サンリオ男子 放課後放送局」が開設。舞台では見ることのできない彼らの日常が垣間見えるオリジナル動画が配信されるほか、サンリオ男子が月に一度、生放送でサンリオ情報を発信中だ。

ザテレビジョンでは、そんなサンリオ男子たちに密着。今月は、雨ケ谷 昴役・貴志晃平と先月に引き続き水野 祐役・笹森裕貴に、前・後編の全2回にわたるインタビューを敢行。後編では、新作公演へ向けて思いの丈を語ってもらった。

──新作公演で気になるキャラクターか出演者の方はいますか?

笹森裕貴:出演者は九州サンリオ男子・糸永壱郎役の大崎捺希さん。共演したこともあって知り合いなんですけど、こういうやんちゃなキャラのイメージがないから楽しみです! そして、やんちゃなキャラクターがいるってことは、絶対に(北乃颯希が演じる)虎男とケンカするんですよ。で、祐が「まぁまぁ、とらちん」ってなだめるんです。

貴志晃平:台本知ってるの?(笑)(※注:取材時は9月)

笹森:まだ知らない。そういう展開があったらいいなって(笑)。だから虎男と壱郎のケンカは楽しみですね。

貴志:みんな個性が強いので、そんな中にまた九州サンリオ男子4人、しかもヤンキーがいて、同じようなキャラの傾向が増えるので、俺もいろいろ考えていかないとなと。ヤンキーの中でも(武子直輝が演じる)緒方尊比古も気になりますね。

劇場にいるファンの私物が自分のキャラだと嬉しいと語った笹森裕貴(左)と貴志晃平(右)


──個性が光る「サンリオ男子」の中でも自分が一番仲良くなれそうなのは誰ですか?

貴志:せーので言う?

笹森:待って待って!

貴志:えっ、迷う? 俺、一択なんだけど!

笹森:一択!? いいよ、行こう。

貴志・笹森:せーの…。

貴志:康太!

笹森:会長!…なんで?

貴志:言わせて! サンリオ男子ってみんなキャラ強いじゃん? でも、なんだかんだでみんなの心をつないだ先に康太がいるの。そう考えると、康太と友達になったらいろんな人と友達になれるってことなんだよ!

笹森:康太のキャラもあるけど、演じてる(北川)尚弥くんの魅力もあると思うよ。だって康太って、普通の男子高校生っていう設定だったのに一番キャラが濃かったもん。すごいことだよね。

貴志:キャラが濃いのに通り越して普通だったよね。会長は?

笹森:僕はなんでもやってほしいタイプで、しっかりしてる人がそばにいると安心するから。

貴志:なるほどね。確かに祐は旅行行こうぜ!っていう提案はするけど、その後はノープランそうだよね(笑)。で、会長が結局いろいろやってくれるっていうパターンになってそう(笑)。

【写真を見る】2人ともキャラクターの映りの角度を細かくチェックして撮影に挑んでいた


──では最後に、新作舞台に向けて意気込みをお願いいたします。

貴志:新しいキャラクターが入ってくる中で、関西と関東のキャラや関係がどう変化していくのか、どうやってキラキラ輝いたサンリオ男子になるかなっていうのを、ファンの方にも考えていただきたいし、その予想をお手紙とかで教えてもらえたらうれしいです。本番はその予想をいい意味で裏切れるように頑張りたいと思います!

笹森:涼しい季節になったと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

貴志:なに? それ(笑)。

笹森:ふふ(笑)。先月の意気込みと同じにならないようにって思って(笑)。でも言いたいことは変わってなくて、前作より熱い作品になるよう、成長した姿を見せられたらいいなと思います。会場でペンライトやうちわで応援してくれているのもちゃんと見えてますし、初演と比べてもっと応援してもらえるように、もっと祐という人物をブラッシュアップして、素晴らしい作品になるように頑張りますので、期待していてください。

取材・写真:岩永聡美