南沢奈央が歌とダンスに初挑戦!CDデビューにも意欲的!?

2011/03/09 02:12 配信

芸能一般

ミュージカル「ピンクスパイダー」の囲み取材に応じた出演者たち

3月8日から上演するミュージカル「ピンクスパイダー」の公開舞台けいこが、7日、東京グローブ座にて行われ、武田真治、渡部豪太、南沢奈央、高橋瞳が囲み取材に応じた。

同ミュージカルは、ロックバンドⅩ JAPANのギタリストで'98年に急逝したhideの13回忌を記念し、彼の楽曲だけで構成した“ROCKミュージカル”。とあるライブハウスで出会ったエスとメルという男女が架空の世界と現実の世界を行き来するという幻想的な物語で、エス役は武田と渡部が、メル役は南沢と高橋がそれぞれWキャストで演じる。また、生前hideと親交の深かったLUNA SAEのギタリスト・Jの友情出演や、hideと共に音楽を作っていたiNAが音楽監督として参加することでも注目を集める。

今回歌とダンスに初挑戦している南沢は「すっごく緊張していてけいこ中に胃がキリキリします」と不安を見せたが「ソロで歌う部分もあるので一生懸命練習しました」と手ごたえも十分。武田が「本当にステキな歌声です」と太鼓判を押すと、「いまは歌にのめり込んでいるので、お話をいただければ…」とCDデビューにも意欲的で「こういうロックな役はやった事がなかったので、今後もいろんなイメージを打破していきたいです!!」と、前向きに答えた。

また、同作では「ピンクスパイダー」のほか「Hi-Ho」や「MISERY」など、hideのヒット曲が20曲以上登場するが、好きな曲を問うと渡部は「日によって違いますね。昨日聴いた曲もきょう聴くと違って聴こえる。きょうの気分は『DAMAGE』でした」と、高橋は「『ever free』が大好きになりました。けいこ中に泣きそうになるくらい」とそれぞれ熱い思いを寄せ、武田は「『ピンク スパイダー』です! 歌うキャラクターの立場によって全然意味が違って聴こえるので面白い。デジタルと生演奏の融合がしっかり再現されているので、十数年前に作られた曲とは思えないくらい聴き応えがあるはず」と、アピールした。

最後に武田は「このミュージカルは多くの方が想像するよりポップに仕上がっていると思う。Jさんが『亡き人が残した物を楽しく明るく解釈して次の世代につなげてくれ』って言ってくださって、Jさんが友情出演してくださって本当によかったと思いました」と感謝を述べ、「hideさんが意図した“楽しさ”を伝えたい」と意気込んだ。