斎藤工、永野、金子ノブアキ、映像クリエーター・清水康彦による映像制作プロジェクトチーム“チーム万力”の長編映画「MANRIKI」(11月29日[金]公開)が、東京・代々木公園で行われた「BE Vint-Age 2019」に参加。
奇抜な衣装を身にまとった斎藤、永野ら、総勢12人が圧巻のランウェイを披露し、さらに映画撮影の裏側などを語った。
「MANRIKI」は、斎藤(齊藤工名義で企画・プロデュース)、永野、金子、清水が集い、動き出したプロジェクト“チーム万力”の長編映画。
永野の原案・原作に、斎藤、清水監督のクリエーティブエッセンスが詰め込まれ、さらに金子が担当した劇中音楽も加わった独創的な映像で、常識的観念にとらわれない、自由なクリエーティブを実現した意欲作となっている。
今回、「BE Vint-Age 2019」に斎藤と永野の他、SWAY、小池樹里杏、三田尚人、清水監督と大勢の芸人たちが参加。全員が奇抜な衣装姿でランウェイを歩き、斎藤と永野は本作用に作られた名刺を配るなど、ファンとの交流を楽しむ。
ステージでは、MCから衣装について聞かれた斎藤が「日本のストレス社会を代表する“過度な肩こり”を象徴した衣装ですね」とジョークを飛ばす。
スーパーマンの格好に生首を付けた、奇妙な衣装の永野は「この生首、マネジャーが作ったんです。ファッションショーと仮装大会を間違えちゃったみたいな」と答えるも会場から笑いは起きず、「もっと私語とかしていいから、静か過ぎてイライラする」と呼び掛けると、ようやく客席から笑いの声が響く。
本作を作るきっかけもファッションショーだったそうで、「別のファッションショーの舞台袖で、小顔矯正とか小顔マッサージに真剣になっているモデルさんたちを見て、それならもう万力で締めたらいいんじゃない?っていうところから始まりました」と、製作秘話を明かす永野。
その発想について、斎藤は「永野さんの発想を知って、こんな世界観は見たいことがないと思って、日本のみならず世界にも通用する面白いものができると思ました。3年かかりましたけど、その分内容が濃くなって、すさまじい映画ができました」と熱く語る。
“ヒモ男”役・SWAYは「ヒモ役って、気持ち良いですね。お金ポンポンもらって、こんな人生ならいいなって思いました(笑)」と、演じた感想を。
小顔になりたいモデル役・小池は「女性ならではの、普段は隠しているけど本当は思っているぞということを、ふんだんにぶつけさせていただきました。斎藤さんに、がっつり顔を締めていただきました!」と笑顔で話す。
また、三田はかなり面白い役ということで、あえてイベントでは役の紹介をせず、「自分の役を作るのに、監督といろいろ相談して作れたのが思い出です」と答え、永野も「ほんと、この役は大嫌いになるか、大好きになるか2極化します!」と説明。
また、まさかの“ベジータ”の格好で登場した清水監督は「監督に見えないよ」とツッコまれ、会場は大笑い。
初の長編作品だったとのことで「この作品に怖いイメージを持っている方もいると思いますが、映像がスタイリッシュだったり、内容で笑える部分もあったりして、怖いと面白いの瀬戸際を狙えるようにこだわりました」と振り返った。
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