「感謝でいっぱい」永山絢斗の22歳の誕生日を祝ってサプライズケーキが登場!

2011/03/10 07:00 配信

ドラマ

記者会見に登壇した朝原雄三監督、風吹ジュン、永山絢斗、富田靖子(写真左から)

第4回WOWOWシナリオ大賞授賞式と、前回の第3回WOWOWシナリオ大賞授賞作を映像化したドラマW「遠い日のゆくえ」の番組発表記者会見が3月8日、都内で行われ、選考委員長を務めた映画監督の崔洋一と、ドラマの演出を手掛けた朝原雄三監督、出演者の永山絢斗、富田靖子、風吹ジュンが登壇した。

WOWOWシナリオ大賞はプロアマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された。第4回となる今回は福島カツシゲ氏の「エンドロール ~伝説の父~」が大賞に輝いた。福島氏は「(みんなに)笑顔になってもらいたいなという思いを込めて書きました。大賞をいただき本当に感動しています。映像化にあたっては、僕は普段役者をやっておりますので、ぜひ出演したいなと思っております」と笑顔であいさつした。

授賞式に続いて、3月13日(日)に夜10:00からWOWOWで放送するドラマW「遠い日のゆくえ」番組発表記者会見が開催され、出演者らが登場。同作は第3回WOWOWシナリオ大賞授賞作「仄かに薫る桜の影で」を映像化した作品で、独居世帯と孤独死の増加、無縁社会という世相を背景に、死者の生の軌跡をたどり、成長していく青年の姿を描く。

主人公・孝志を演じる永山は「孝志という役について、自分の中の正義を貫く様が格好いいと思いました。孝志を通して自分自身考えさせられることがたくさんありました。いろいろなとらえ方ができる作品だと思いますし、自分の中でプラスになるものが1つ以上あると思う。できるだけたくさんの人に見てもらえるとうれしいです」と番組をPR。また、撮影時のエピソードを聞かれると「金沢で川に入るシーンがあったのですが、時期が時期だけにとても寒かったです」と苦笑いで答えた。

本作で永山と初共演となった富田は、永山の印象を「すごくまっすぐな目を持った口数の少ない、とても格好いい男の子だなとときめきました(笑)」とベタ褒め。それに対し永山は「…人見知りなんです」と照れ笑いを見せた。さらに朝原監督も「(永山に)この作品で会えて良かった。この作品を通して一番感謝していることの1つです」と大絶賛した。

また、孤独死した女性・喜和子を演じる風吹は「大変優しく、青年が成長していく姿を描いたとても良いお話です。絢斗くんとは同じ事務所で、4年ほど前から見ていますが、とてもいい青年に育ってきました。こんなに男らしくて格好いいんだということをこのドラマで見ることができました。それが見どころの1つです(笑)。ぜひ絢斗くんの成長と(劇中の)青年の成長とを通して見ていただきたいと思います」と作品の見どころを語った。

会見終盤、前日に22歳の誕生日を迎えた永山のため、壇上に作品にちなんだ日記型のサプライズ・バースデーケーキが登場。風吹や富田から祝福の言葉を送られた永山は「人に恵まれて生きているなと思います。好きな仕事をすることができて、さらにこのようなすてきなことをしていただいて、感謝でいっぱいです」と笑顔で語った。