マーベルオタクのティム・ミラー監督が語る「ターミネーター」最新作のこだわり

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも、ヒーローたちが宿敵に消し去られた全宇宙の生命の半分を取り戻すため、“インフィニティ・ストーン”を集めに過去へとタイムトラベルを実行した。そのため、複数の時代が1つの作品で描かれたが、「ターミネーター」では過去を変えると一つしか存在しない未来が変わってしまう。

本作でもグレースや、新たな脅威となるREV-9が未来からやって来るというタイムトラベルが描かれる。ミラー監督は「『ターミネーター2』でサラ・コナーはサイバーダインを破壊する。だからその決断の結果がどうなったのか分からない。彼女はそれがいい決断だったと思いたいけど、もしそうだったらこの映画はない。それがとても興味深いストーリーなんだ。みんなが毎日何かを選択しているよね？僕たち全員にとって、とても共感を呼ぶストーリーになっているよ」と、本作への自信を見せた。