ドラマ「猪又進と8人の喪女~私の初めてもらってください~」(10月24日[木]スタート、毎週木曜夜0:55-1:25、カンテレ)の主演・森田哲矢(さらば青春の光)とヒロイン・岡崎紗絵が、10月21日に行われたPRイベントでドラマの見どころなどを語った。
今回がドラマ初主演となる、出版部の編集者・猪又進役の森田は「初主演! 調子に乗ってます!」と心境を明かしつつ、「さっきまでジャケットを着るか着ないか、どちらで登場するかで迷っていたんですよ。どーでもいいですか?」と、イベント冒頭から“笑い”を誘う。
一方、カリスマ女流作家・アカリ役の岡崎はコメディー初挑戦。「この話をいただいたときは、面白さって自分の物差しによって違うから、どうしたら面白いんだろうって不安がありました。でも、撮影初日から森田さんとはこんな感じで打ち解けられたので」と笑顔で話す。
そして、森田は「この人、初日から僕の顔を見て爆笑するんですよ。そういうNGを出す方でした(笑)」と、楽しそうな撮影現場を振り返った。
ドラマのタイトルでもある“喪女”は、インターネット上で使われる「男性と付き合ったことがない」「告白されたことがない」など、“モテない女性”を意味する言葉。各話ごとに「超ネガティブ喪女」「超完璧主義喪女」といった個性的な喪女が登場し、猪又やアカリとコントさながらのドタバタ劇を繰り広げていく。
森田と岡崎は“喪女”という言葉の存在を知らなかったそうで、森田は「当初、『喪女と森田哲矢の名前で企画書が通ったので、出てもらえないですか?』っていう話だったんです」と、実は事後報告での出演依頼であったことを明かす。
そして、「喪女というものが、全く分からなかった。我こそは喪女だという4人の方から3時間くらい話を聞いて、喪女というものを深堀りしました。そこから、どういう話にするか考えていったんです」と、主演と脚本監修として参加するまでの経緯を説明。
“喪女”に関して印象的だったことについて、森田は「見た目は喪女に見えない方でも、総じて『私なんて…』というメンタルの人が多かったです。あと、喪女であることはバレたくないから、“恋愛してます感”を出す必要があって、女子会は地獄だって言っていましたね。来世で頑張ろうって諦めている人に、今世で頑張ろうと思ってもらえるドラマになっていると思います!」とアピールする。
岡崎も「喪女の皆さん全員が印象深いんですが、コスプレ喪女さんとか面白くて印象的でした。どれも、ちょっとずつ共感できるところがあるんです」と話し、さらに森田が「今回、企画段階で言っていたのは、本当に喪女に見える人を選ぼうということだったので、喪女役のスペシャリストたちが一堂に会しています」と見どころを紹介。
なお、撮影は約1カ月半にわたって大阪、京都、神戸、和歌山など、関西各地で行われたとのこと。森田は「第5話のラストシーンを大阪、福島の駅前で5時間くらい掛けて撮っていました。ちょうど、『キング・オブ・コント』をやっている裏でしたね」と、過酷な撮影を振り返った。
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