「M-1の頃より漫才を純粋に楽しんでます」トータルテンボス、全国漫才ツアー開催中!<インタビュー前編>

2019/10/23 22:00 配信

芸能一般

「マネージャーが何を言っても、絶対にそれをツアーのタイトルにするっていう謎の鉄則があるんです(笑)」(藤田)


トータルテンボス全国漫才ツアー2019「CHATSUMI」のポスタービジュアル


――今回のツアータイトルは「CHATSUMI」。大村さんは、ツアーの開催告知の際、このタイトルについて「“お茶処(どころ)”の静岡県出身の僕らが、漫才を構築する一つ一つのスキルを“摘み取る”という意味です」という趣旨のコメントを発表されていました。この発言に関して、もう少し詳しくお聞きしたいのですが…。

大村朋宏:ああ、何かそんなこと言ってましたね(笑)。いや、申し訳ないんですけど、詳しくも何も、そもそもこれ、俺たちがつけたタイトルじゃないんですよ。ファンの皆さんはとっくに知ってることなんですけど…。

藤田憲右:うちらのツアーって、いつも歴代のマネージャーにタイトルを考えてもらってるんです。

大村:マネージャーがその時に思い付いた単語を、そのままツアーのタイトルにしちゃうっていう。だから今回も、今のマネージャーに「今、何か考えてることある?」って振ったんですね。そしたら、「ツアーのタイトルですか?」って、しっかり先を読まれてて(笑)。吉本(興業)の社員の間では、「トータルのマネージャーにつくと、ツアーのタイトルを決めさせられる」ってうわさになってるらしいんです(笑)。それで、こんなにしっかりとした意味が込められた「CHATSUMI」っていう言葉が出てきたんですよね。

藤田:すぐ出てきたもんね、「『CHATSUMI』です」って。ちゃんと事前に考えてたんだろうな。こっちとしては、ムチャ振りされて困ってるところを楽しみたいのに、肩透かしを食らった感じで。

大村:だってそのとき、俺たちがお茶処の静岡出身で、何とかかんとかで…って、とくとくと説明してくれましたからね。そんなことは求めてねえんだけどな、と思いつつ、マネージャーの熱意に負けてしまったというか。

藤田:マネージャーが何を言っても、絶対にそれをツアーのタイトルにするっていう謎の鉄則もありますんで(笑)。

大村:まぁ結果的に、いいタイトルになりました(笑)。