――ツアーでは恒例となっている、大村さんが藤田さんにドッキリを仕掛ける“いたずらVTR”は、今年も健在なんですよね?
大村朋宏:はい、もちろん。今回はネタが6本あるので、合間、合間に入れて、全部で5本お届けしています。
藤田憲右:もうすっかり恒例なんで、もはや仕掛けられたいたずらが、ライブのVTR用に撮ったものなのか、「SUSHI★BOYS」(※YouTubeのトータルテンボス公式チャンネル)用に撮影したものなのか、どっちか分からなくなってるんですよね、もはや(笑)。半年以上の長いスパンで、何度も仕掛けられてるネタもあるし。
――ライブの幕間のVTRのいたずらネタと、YouTubeの「SUSHI★BOYS」のいたずらネタでは、何か違いがあったりするんですか?
大村:YouTubeの方は、やっぱりどんどん更新していかないといけないから、どうしても手が回らなくて、他のスタッフの手を借りたりしてるんです。あと、いたずらのクオリティーもまちまちで、藤田のリアクション頼みというところが大きくて。その点、ライブのVTRのいたずらは全部俺の監修なんで、絶対的な自信を持ってお送りできるクオリティーになってます。珠玉のいたずら集になってると思いますね。
藤田:「珠玉」って(笑)。俺からしたら、その差は全く感じませんけどね。
――(笑)。いたずらのネタが尽きることはないんでしょうか?
大村:いたずらに関しては、日頃から常に「SUSHI★BOYS」のネタを考えつつ、ものすごく面白いものが思い付いたら、ライブ用に取っておくっていう感じなんですけど、どっちも今のところ大丈夫かなと。彼(藤田)の目線でシミュレーションしてるから、「こうすればきっと気付かれない」っていうさじ加減も分かりますし。
まぁ正直言うと、アイデアは枯渇気味っちゃあ枯渇気味なんですけど、でも決して、ネタを考えるのも動画を撮るのも、全く苦ではないです。この人(藤田)のリアクションを見るためなら、苦労も厭わないというか、不眠不休で頑張れちゃうんですよね(笑)。
藤田:普段、大村から観察されてるのはすごく感じるんですよ。俺が何か新しい物を買ったりすると、「あ、今見られてる」って(笑)。
大村:最近で言うと、藤田がゲーム用にiPadを買ったんです。ゲームしてるときはスマホは放置してるんで、それを利用してスマホを使ったいたずらを考えたり。
藤田:まんまと引っ掛かりましたね。
大村:こういういたずらって、やっぱり日常の行動をちゃんと見てないと思い付かないんです(笑)。
(※後編へつづく)
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