「M-1の頃より漫才を純粋に楽しんでます」トータルテンボス、全国漫才ツアー開催中!<インタビュー前編>

2019/10/23 22:00 配信

芸能一般

「藤田のリアクションを見るためなら、不眠不休で頑張れちゃうんですよね(笑)」(大村)


トータルテンボス / 右:大村朋宏(おおむら・ともひろ) 1975年4月3日生まれ。左:藤田憲右(ふじた・けんすけ) 1975年12月30日生まれ。ともに静岡県出身。NSC東京3期生の二人が1997年にコンビ結成


――ツアーでは恒例となっている、大村さんが藤田さんにドッキリを仕掛ける“いたずらVTR”は、今年も健在なんですよね?

大村朋宏:はい、もちろん。今回はネタが6本あるので、合間、合間に入れて、全部で5本お届けしています。

藤田憲右:もうすっかり恒例なんで、もはや仕掛けられたいたずらが、ライブのVTR用に撮ったものなのか、「SUSHI★BOYS」(※YouTubeのトータルテンボス公式チャンネル)用に撮影したものなのか、どっちか分からなくなってるんですよね、もはや(笑)。半年以上の長いスパンで、何度も仕掛けられてるネタもあるし。

――ライブの幕間のVTRのいたずらネタと、YouTubeの「SUSHI★BOYS」のいたずらネタでは、何か違いがあったりするんですか?

大村:YouTubeの方は、やっぱりどんどん更新していかないといけないから、どうしても手が回らなくて、他のスタッフの手を借りたりしてるんです。あと、いたずらのクオリティーもまちまちで、藤田のリアクション頼みというところが大きくて。その点、ライブのVTRのいたずらは全部俺の監修なんで、絶対的な自信を持ってお送りできるクオリティーになってます。珠玉のいたずら集になってると思いますね。

藤田:「珠玉」って(笑)。俺からしたら、その差は全く感じませんけどね。

――(笑)。いたずらのネタが尽きることはないんでしょうか?

大村:いたずらに関しては、日頃から常に「SUSHI★BOYS」のネタを考えつつ、ものすごく面白いものが思い付いたら、ライブ用に取っておくっていう感じなんですけど、どっちも今のところ大丈夫かなと。彼(藤田)の目線でシミュレーションしてるから、「こうすればきっと気付かれない」っていうさじ加減も分かりますし。

まぁ正直言うと、アイデアは枯渇気味っちゃあ枯渇気味なんですけど、でも決して、ネタを考えるのも動画を撮るのも、全く苦ではないです。この人(藤田)のリアクションを見るためなら、苦労も厭わないというか、不眠不休で頑張れちゃうんですよね(笑)。

藤田:普段、大村から観察されてるのはすごく感じるんですよ。俺が何か新しい物を買ったりすると、「あ、今見られてる」って(笑)。

大村:最近で言うと、藤田がゲーム用にiPadを買ったんです。ゲームしてるときはスマホは放置してるんで、それを利用してスマホを使ったいたずらを考えたり。

藤田:まんまと引っ掛かりましたね。

大村:こういういたずらって、やっぱり日常の行動をちゃんと見てないと思い付かないんです(笑)。

(※後編へつづく)