映画初主演の奈緒「備前焼の魅力にどんどんはまっていった」

2019/10/24 06:00 配信

映画 インタビュー

映画「ハルカの陶(すえ)」で初主演を務める奈緒


ドラマ「あなたの番です」(2019年、日本テレビ系)で、かわいらしいルックスからは想像できない怪演が話題となり、現在放送中のドラマ「まだ結婚できない男」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)や舞台など、多方面で活躍中の若手女優・奈緒。そんな今最も注目を集める奈緒が、初主演を務める映画「ハルカの陶(すえ)」が10月25日(金)からイオンシネマ岡山で先行公開し、11月30日(土)からは全国で公開される。

同作は岡山を舞台に、備前焼に魅了された女性・はるか(奈緒)と、その土地に生きる人々の夢と情熱を描く作品だ。そこで、奈緒に初主演が決まった時の気持ちから、撮影中のエピソード、今作に懸ける思いまで語ってもらった。

――初主演ということですが、初めてこの話を聞いた時はどんな気持ちでしたか?

もちろんうれしかったです。でも、備前焼という伝統的なものを扱う作品なのに、それを全然知らない私が主演でいいのかなという気持ちはありました。

演じたはるかについて、「無鉄砲で真っすぐで強い女性」と語る奈緒


――実際に台本を読んでいかがでしたか?

はるかって、無鉄砲で真っすぐで強い女性に見えるのですが、でもそういう部分ってどんな人にもあると思うんですよね。

ただ、備前焼と出合ってからのはるかと、出合う前に東京でOLをしていた時のはるかは全然違って。本当の自分の熱い部分に気付いたというか、そのきかっけになったのが備前焼で、備前焼と出合ったことによって、本来の強さや真っすぐなところが開花したんだと思います。

私がこの映画で備前焼と出合って、その魅力にどんどんはまっていったように、はるかが物語の中で備前焼に魅了されていったことはリンクしていましたね。

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