長渕剛、“英二”の掛け声に「コンプライアンスの時代」40年目で無料ライブを初開催

「Orange」をライブ初歌唱

途中、渡されたギターの音を確認した長渕が、ステージ袖のスタッフに視線を送る。緊張感が走ったかと思いきや、「叱られると思っただろ？　丸くなったわ」とニヤリ。

また、ファンから「英二！」と声が掛かると、「もう英二は死んだ。小川英二は八田興業に刺されて死んだ。もう時代じゃない。今はコンプライアンスの時代です。暴力はいけません。セクハラ、パワハラ、忘れましょう」と笑いを誘った。

「明日へ向かって」「泣いてチンピラ」「明日へ続く道」などでファンを熱狂させた長渕は、最後に「じゃあ、映画の主題歌を歌おうかな」と、映画「太陽の家」の主題歌で、ライブでは初の歌唱となる「Orange」を披露。サビでは「お願いがあるんだけどさ。このサビのところ、一緒に歌うことにしない？」と呼び掛け、ファンと一緒に歌い上げた。

最後に「ハイカラな街・六本木でみんなと一緒に時間を過ごして楽しかった。今日はわざわざここまで来てくれてありがとう。また全国いろいろ回るから遊びに来て。また会いましょう。じゃあ、行ってきまーす！」と締めくくり、ステージを後にした。