ケン・ローチ×是枝裕和対談の拡大版が「BS1スペシャル」で放送!

2019/10/25 11:30 配信

映画

毎週土、日、祝日を中心に、NHK BS1にて放送中の「BS1スペシャル」。10月26日(土)の放送では、映画監督のケン・ローチ是枝裕和による対談の模様を収めた「是枝裕和×ケン・ローチ 映画と社会を語る」を放送する。

10月26日(土)放送の「BS1スペシャル『是枝裕和×ケン・ローチ 映画と社会を語る』」(NHK BS1)


ことし開催の第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された最新作「家族を想うとき」が、世界中から絶賛されたローチ監督。

「麦の穂をゆらす風」(2006年)と「わたしは、ダニエル・ブレイク」(2016年)で、2度にわたりカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得した世界的名匠は、“映画界からの引退宣言”を撤回し、本作の制作に挑んだ。

今作のテーマとなるのは、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」。

個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を少しでも支えようと、互いを思いやり懸命に生き抜く母と子供たちの姿が、ローチ監督ならではのトーンで描かれていく。

ケン・ローチ監督は、「今、労働者が本来持つべき力を失っていることが、家族に壊滅的な影響を与えている」と指摘


一方の是枝監督は、カトリーヌ・ドヌーブジュリエット・ビノシュが主演し、全編フランス・パリにて撮影した最新作「真実」が10月11日公開され、早くも話題を呼んでいる。

公開当日放送されたTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」にゲストに出演した是枝監督は、番組冒頭でローチ監督との対談について言及。

役者に台本を渡さない撮影技法は「ローチ監督の踏襲」であることや、「ローチ監督がエキストラの名前を確認し、名前を呼んで指示を出す姿勢から、一人一人と向き合い、人間関係をつくりながら映画を撮る人柄に感動した」など、師と仰ぐローチ監督への尊敬の思いを語っていた。