昨年はチコちゃんに叱られる「かかし」も作られた「里美かかし祭り」10/26開幕

2019/10/25 18:06 配信

芸能一般

「里美かかし祭り」より


オリジナリティーに富んだ表情豊かな「かかし」が集うことで知られる茨城県常陸太田市の「里美かかし祭り」が、10月26日(土)に開幕、11月30日(土)までひと月以上にわたって開催される。

田の守り神として古来より親しまれてきた「かかし」。茨城県常陸太田市では、手作りした「かかし」作品が会場を埋め尽くす「里美かかし祭り」を長きに分かって開催しており、2019年で32回目。豊かな自然を誇る里美地区らしさを感じられる、温かい雰囲気のイベントとなっている。

「里美かかし祭り」の特徴は、わらを使用した「かかし」が寄せられること。これは全国各地で行われる「かかし祭り」の中でも珍しいのだという。

その「かかし」たちは、いずれもコンクール形式で募集したオリジナル作品。常陸太田市内外から、一般の人々が手作りして出品する。

毎回、面白い表情の「かかし」や時事ネタをテーマにした「かかし」が数多く寄せられ、2016年の「ポケモン」、2017年の「稀勢の里」をモチーフにした作品は賞に輝いた。2018年はNHK「チコちゃんに叱られる!」を題材に、『チコちゃんに叱られるかかし』が出展され、こちらも準グランプリを受賞した。

【写真を見る】2018年の準グランプリ「ボーっと生きてんじゃねーよ!チコちゃんに叱られるかかし」


会場は、常陸太田市大中町にある里美ふれあい館のイベント広場。期間中の11月2日(土)には、展示作品の中からグランプリをはじめ各賞を発表。その2日と3 日(日)には、「さとみ秋の味覚祭」も実施される。