「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」全話ビジュアルコメンタリーが初公開!

2019/10/25 17:59 配信

ドラマ

12月4日(水)にBlu-ray&DVDの発売が決定した「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」(C)2018WOWOW/ファーストカット

遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」(2018年、WOWOWプライム)のBlu-ray&DVDが12月4日(水)に発売、また、レンタルも同日にリリースされる。

本作は、遠藤憲一宮藤官九郎がゲスト俳優陣から“役作り”の極意を学ぶワンシチュエーションコメディー。

映像特典には、メイキング、未公開ノーカットアドリブ集、笠原秀幸ドキュメンタリーに加えて、撮り下ろしの“全話ビジュアルコメンタリー「復習させていただきます」”を収録している。

今回、「復習させていただきます」より【Case1 小栗旬】の一部が先出し初公開となった。

【CASE1 小栗旬】


撮影後の1年間を振り返った宮藤は、「この1年なにをやっていたか覚えてない。勉強が終わっていません」と場を和ませ、久しぶりに再会した加藤諒高畑淳子などのスタッフ&キャスト陣の顔ぶれに、うれしそうな表情を見せる。

【CASE1 小栗旬】の鑑賞がスタートすると高畑は、「(小栗さんは)撮影前の夜、一睡もできなかったそうね。 寝なくてもイケメンだわ」とコメント 。

さらに、「私は撮影後に1週間寝込んだの」と、プレッシャーと解放感で熱を出したという驚きのエピソードを語り、本作がいかに型破りな取り組みであり、役者たちが気合を入れて撮影に臨んでいたかが分かる。

「撮影前に(小栗さんと)2人で練習しましたか?」と宮藤に聞かれた遠藤は、「やり取りはね。(1カットで撮影だから)きっかけを間違えちゃうと厳しいのでね。ただ、本読みだけでも笑っちゃったりするんだよね」と、宮藤が手掛ける脚本のすさまじさについて話した。

すると、「宮藤さんの現場の本読みはいつもそんな感じですよね」と加藤も付け加えた。

役者が笑いをこらえながら演技に集中しようとする姿は、通常の映画やドラマでは見ることができない、貴重な映像だ。

キャスティング決定後に、それぞれの役者をイメージしながら各エピソードの脚本を書いたと話す宮藤だが、小栗が演じた熱血刑事の的外れな質問や発言を繰り返す役柄に対し、「(小栗さんって)こういうイメージなんですか!?」とキャスト陣からツッコミが入ると、宮藤は「そうです(笑) 」と答え、笑いが起こる。

俳優陣は、宮藤の脚本によって、これまで見たことのない新たな役柄に挑戦させられる。