――自分のパフォーマンスを含め、視聴者にここを見てほしいという点はどこですか。
中西「最初の竹内さんの“アーユーレディー”という掛け声です。そのカッコよさを見てほしいです。英語の発音がホントにカッコいいので、その声が頭から離れないんです(笑)。ダイジェスト版で配信されるそうですが、絶対にそこはカットしないでいただきたいです」
竹内「やだっ、それバカにしてる、カットしてください(笑)」
中西「そこは最初っから大音量でお願いします」
(一同爆笑)
川村「勝田さんが考えてくださった黒い衣装です。とてもカッコいいアンジュルムなので、その衣装を着ているみんなをよぉーく見てほしいのと、個人的にはですね、この日に髪の毛を明るく染めたので、今までとは違う自分を見ていただけたら嬉しいです」
橋迫「私は『交差点』で、勝田さんがメンバーみんなを見渡している表情を見てほしいです」
竹内「私、最後の『友よ』のところで、今までずっと和田さんが歌っていたパートを歌わせていただいたんですね。“ありがとう、出会ってくれたこと”という歌詞をりなぷーに向けて歌ったというのが何だかぐっときました。たぶん私そこではお客さんにお尻向けてると思います(笑)。その時は対一人に向けたメッセージとして歌わせていただきましたが、それが画面を通して伝わるといいですね」
――ところで新リーダーの竹内さんはどんなリーダーですか？
竹内「やばっ、本人の前で聞くんですか(笑)。チョー恥ずかしい」
川村「元気と笑いを届けてくださるリーダーです。もう竹内さんがいることで、グループが一気に明るくなるので、笑顔が絶えない毎日を過ごしています」
橋迫「竹内さんは積極的にグループのことを考えてくださって、すごくまとめてもらっています」
中西「ホントに心も顔も丸い人で(一同爆笑)。優しくて、メンバー全員に対等に接してくれてすごく助けられています。いつもはバカな感じなのに、しっかりしているし、オンオフもちゃんとしていてリーダーに最適な人物だと思います。タケ(竹内)はもともとリーダーじゃない時も、みんなに言うべきことは言ってくれていたので、こうしてリーダーになっても変わりないという感じです」
――アンジュルムはこれから先もカッコいいグループとして突き進んでいくのですか？
竹内「どうなんでしょうね。今はアンジュルム＝カッコいいというものが出来上がっていますが、、もしかしたら全然違うような方向転換があるかもしれないし、カッコいいのをそのまま続けていくかもしれないですし、それはもうどうなっていくかは正直分からないです。スマイレージの時は “ザ・アイドル”という感じで、かわいい曲調の歌や、ちょっと面白い歌などバラエティー豊かな曲を歌っていましたが、何年か経ったらガラッと違う歌を歌っていましたからね。ですから今、“絶対にカッコいいグループを続けていきます”ってことも言いたくありません。どうなってしまうのか分からないということも楽しみの一つなんです」
川村「アンジュルムは卒業と加入を繰り返して成長していくグループなので、これからもその過程を楽しんでいけたらいいと思います。メンバーはどんどん変わっていっても変わらないものもあってほしいなとは思います」
橋迫「私は年齢的にもこれからたくさんの卒業と加入を経験すると思うので、そういう経験をすることで私自身も強くなりたいなと思います」
竹内「そうだね、これからの道程は長いよ(笑)」
中西「卒業したら私もファンの一人としてアンジュルムのことを応援したいと思っているので、これからの変化も楽しみだなと思っています。私自身は今までたくさんの人に甘やかしていただいたので、これからは厳しい世界で自分をどんどん磨いて強い女性になっていきたいなと思います。頑張ります」
――自らの経験を踏まえて、若いメンバーに向けてアドバイスを！
竹内「今は安定した活動をさせていただいていますが、もしこれからヤバイ時期が来た場合、そういう時こそメンタル勝負になってくると思うので、そういう時は目の前のことを逃げ出さずに、コツコツやればちゃんとまた元に戻るよ、っていう気持ちを頭の片隅に入れておいてほしいなと思います。落ちた人間にしか分からないというか、あまりよろしくない時代もありましたが、いま思えばその時はその時で楽しかったし、いつかは笑い話にできる時が来るので大丈夫だよ」
川村「年齢の若い子たちが、これからのアンジュルムを作っていくと思うので、自分がしたいことや、こうありたいという姿をしっかり持って発信していってもらいたいです」
中西「新メンバーで入って来ると、気を遣っちゃう部分や分からないこともたくさんあると思いますが、自分の中で消化するだけではなく、タケとかカワムー(川村)とかに頼ってください。もちろん私がいる間は私にも頼ってほしいです」
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