EXILEのメンバーで、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのリーダーでもある小林直己が、ハリウッドデビューする。
11月15日(金)にNetflixで世界同時配信される映画「アースクエイクバード」は、「エイリアン」などで知られる“巨匠”リドリー・スコット製作総指揮。オスカー女優のアリシア・ヴィカンダーと、米歌手のエルビス・プレスリー氏の孫で女優のライリー・キーオとの3人で、日本を舞台にサスペンスミステリーを繰り広げる。
演じる日本人カメラマン・禎司を通じて、自分を存分に振り返ったようで…。
――Netflixは今夏さらに会員数を伸ばし、190カ国以上で1億5100万人を超えたといわれています。ハリウッドデビュー作としては、とても恵まれたシチュエーションです。
僕自身もこれまでにいろんな映像に影響を受けてきた人間ですけど、もしかしたらこの先、会ったことはない、見たこともない、名前も知らないけれども、僕の作品で影響を届けられるとしたら、それはとても興奮しますし、恐ろしいことですけど、表現者冥利に尽きるなぁと思います。
――2017年からLDH USAのスタッフとしてアメリカでの活動も増えたこともあり、英語も自然でした。
英語を主とした初めての作品をリドリー・スコット製作総指揮の下、ウォッシュ・ウェストモアランド監督、女優たちと対(とい)で作れた、芝居ができたというのは、とても素晴らしい経験でしたね。
以前から日本でも芝居をしていましたけど、場所や言語にこだわらず、いろんな監督、クリエーターと仕事ができるための準備はしていて、アクティングトレーニングやフィジカルな部分、アクションも含めて3年ほど前から始めていたので、こういう形になることを意識はしていました。ただ、こんなに早いとは思ってませんでした。
――数えきれないほどのオーティションを受けて、やっと一本合格するほどの狭き門だと聞きますが。
僕もオーディションにたくさん落ちて、今も受け続けていますけど、自分の中では(出られるのは)早くて10年後かなと考えていました。
だけど、これまでに数々の経験があって、自分はEXILEに入って今年でちょうど10年なんですけど、プロのダンサーとしては15年活動していて、その経験で培ったものが、今回は芝居というフィールドで、自分を変換させるための3年間だったと思うんですね。経験値と鍛錬の結果を変換させられましたけど、いまだトレーニングを受け続けています。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)