シソンヌ、自作コントを解説「シティボーイズさんみたいな知性はまだ出せてない」<ライブDVD[huit]発売記念インタビュー・前編>

2019/10/30 12:30 配信

芸能一般

柄本佑さんはコントの見方が上手。俺らじゃなくて、お客さんの方が上手だったっていう(笑) / 長谷川


DVD「シソンヌライブ[huit]」より、コント「キッチンようこ」。洋食店をたたむことになった老店主の悲哀を描いた「閉めたのに」の続編(c)2019吉本興業


――DVDでは特典映像として、東野幸治さんが大好きなシソンヌのコントを選んで一緒に見る企画「東野幸治の大好きなシソンヌライブ」も収録されます。今回、東野さんから直接お二人に対して、何か感想は…?

じろう:東野さんは、よく僕らのライブに来てくださるんですけど、いつも見たらすぐに帰っちゃうんですよ。ただ、SNSには何か書いてくれるんです。でも今回は、それもなかったんじゃないかな。

長谷川忍:あら、そうだっけ?

じろう:今回のは、あんまり東野さんにハマらなかったのかなぁ。東野さんって笑い声が目立つから、いつもだいたいどのネタで笑ってるか分かるんですけど、今回は笑い声も聞こえなかったような気がする…。

長谷川:飽きられたんじゃない?(笑)

じろう:次回、来てくれるかどうか不安です。

――(笑)。東野さんのインスタグラムには、「お尻のコント(「知らない自分」)、お片づけの映像(幕間の映像ネタ)面白かった~」と書いてありましたよ。

じろう:あ、書いてくれてましたか。よかった(笑)。

――他に、どなたかにかけられた言葉で、覚えているものは?

じろう:「知らない自分」は、(シティボーイズの)きたろうさんも褒めてくれて。勝手に「ニューヨーク」ってタイトルをつけて、「『ニューヨーク』がよかった」って言ってましたけど(笑)。

長谷川:でも、シティボーイズさんから褒められると、やっぱりうれしいよね。

じろう:あと、柄本佑さんが見に来てくれて、「知らない自分」の「長谷川くんのバーテンの所作がすごくよかった」って。「素晴らしかったです」って絶賛してて。

長谷川:ほとんど後ろを向きっぱなしなんで、所作は見えづらかったと思うんですけれども(笑)。でも、ありがたいですね。見てくれている人が一人でもいるなら、頑張った甲斐があります。

じろう:それと佑さんが言ってたのは、洋食屋さんのネタの1本目(「閉めたのに」)で、僕がカレーをよそう動きをする場面があるんですけど、「ご飯のジャーは、あそこにあったんですね!」って(笑)。めちゃめちゃ深く見てくれるんですよ。

長谷川:コントの見方が上手。俺らじゃなくて、見てるお客さんの方が上手だったっていう(笑)。