シソンヌ、自作コントを解説「シティボーイズさんみたいな知性はまだ出せてない」<ライブDVD[huit]発売記念インタビュー・前編>

2019/10/30 12:30 配信

芸能一般

次のチャレンジとして、じろうじゃない人が書いたコントを自分たちのライブでやってみたい、というのはあります / 長谷川


2019年6~7月、東京・大阪にて開催された「シソンヌライブ[huit]」ポスタービジュアル(c)2019吉本興業


――“作り手”といえば、今回の「[huit]」には、放送作家のオークラさんが「監修」としてクレジットされていますが、実際はどのような関わり方をされているのでしょうか。

じろう:うちらのライブは、昔からオークラさんが関わっているバナナマンさんとか東京03さんの単独ライブと、いつもだいたい時期がかぶっちゃうので、今は、そこまでガッツリ関わってもらってるわけではないんです。でも、オークラさんが「シソンヌのライブに名前を入れてもらえると、俺が得するから」って(笑)。

長谷川忍:基本的には、じろうが書いた台本を僕らで読み合わせて、そこにオークラさんがアドバイスをしてくれる、っていう形ですね。「ここ面白いから、もうちょっとふくらませてみよう」とか、「たぶんお客さんは、もう2、3回は待てるから、ここはもうちょっと追っ掛けてもいいんじゃない?」とか。じろうが普段意識していない部分を気付かせてくれているような気がします。

じろう:そうですね、オークラさんのおかげで、“波”みたいなことを考えるようになりましたね。全体を通しての流れ、みたいな。

――コント好きのファンの中には、オークラさんの書いたコントをシソンヌが演じる、というコラボレーションに期待している方も多いと思いますが、いかがですか?

長谷川:オークラさんも売れっ子作家ですから、早めにつかまえないと。そういえば一度、僕らのために丸一本ネタを書こうとしてくれたことがあるらしいんですよ。だけど書いてる途中で、バナナマンさんや東京03さんにスライドさせたらしくて(笑)。一回言われたことがあるんです、「ごめんね、長谷川」って。いやいや、僕らのために一本書こうとしてくれただけでうれしいですよ、って話なんですけど。

でも確かに、じろうじゃない人が書いたコントを自分たちのライブでやってみたい、というのはありますね。次のチャレンジとして、そういうのがあってもいいのかな。