「“お笑い第七世代”の台頭に危機は感じない」全国コントツアー開催中、シソンヌの“矜持” ＜ライブDVD［huit］発売記念インタビュー・後編＞

福田雄一さんの方から「コントの小道具のメガネかけて」って言ってきましたから(笑) / じろう

――でも、ドラマの中で常に「浮いている」というのも、存在感の示し方としては有効かもしれませんよね。

長谷川忍：確かに浮いておいた方がいいと思うときもありますけど、それを嫌がる方もいるでしょうしね。監督さんにもよるんじゃない？

じろう：うん。

長谷川：そっち(お笑い)のスイッチでやってほしいって言ってくれる監督さんもいますし、普通に演じてくれるだけで大丈夫です、という監督さんもいるので。でも、そこまでガチガチなドラマって、じろうが出た朝ドラ(「連続テレビ小説　まれ」2015年、NHK総合ほか)と大河(「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」NHK総合ほか)くらいでしょ？

じろう：そうですね。

――じゃあ、例えば「今日から俺は!!」は、お笑いのスイッチで？

長谷川：はい、あれはもう、半分コントのテンションで、ガチガチにキャラを入れてます(笑)。

じろう：僕なんか、自分のメガネをかけてましたからね。マイ小道具のメガネを(笑)。

長谷川：というか、コントの小道具をつけて出てるんで、あれはもうコントです(笑)。ムロツヨシさんも変なカツラかぶってましたし。僕のセリフもほとんど、コントのツッコミのトーンでしたから。なんせ、監督が福田雄一さんですからね。

じろう：福田さんの方から「あのメガネかけて」って言ってきましたから(笑)。