「“お笑い第七世代”の台頭に危機は感じない」全国コントツアー開催中、シソンヌの“矜持” ＜ライブDVD［huit］発売記念インタビュー・後編＞

全国の小学校で、子どもたちにコントを見てもらうっていう行事ができたら面白いと思うんです / じろう

――では最後に、シソンヌの今後の展望をお聞かせください。

長谷川忍：単独ライブは、もっと大きな規模でやっても成立できるようになりたいです。関東だと、ありがたいことに即完売になるんですけれども、関西だとまだまだ、すぐに完売というわけにはいかず…。全国どこでも、東京と同じくらいの熱量の客席になったらうれしいですね。

じろう：全国を回っていて思うのが、コントを見るっていう文化がもっと、それぞれの地域に根付いていけばいいなと。小学生の頃、学校で謎の演劇とかを見せられたりしましたけど、ああいう形で、僕らのような芸人が全国の小学校とかに呼んでもらって、子どもたちにコントを見てもらう、みたいな行事ができたら面白いと思うんですよね。コントの土壌がしっかりとできていったら、僕らコント芸人も、もっと生きやすくなりますし(笑)。