「ザ虎ビジョン」第七回:「虎者 -NINJAPAN-」熱い汗滴る稽古場潜入リポ!

2019/10/30 19:00 配信

芸能一般


10月中旬、都内にある「虎者―」の稽古場に潜入した。そこではTravis Japanのメンバー7人が、力を合わせて敵チームと激しくバトルする終盤のアクションシーンが展開されていた。武器を持った敵方に対し、虎者チームは素手で挑む。相手と各自1対1で戦い、所々で1対2になったり2対2になったりと両軍が入り乱れつつ、場が目まぐるしく動く。最初は笑顔で臨んでいた7人もあっという間に汗だくになっていた。

 同じ人間とも思えぬハイスピードで華麗な動きの応酬を間近で見ていると、それだけで感動のあまり泣きそうになる。厳しいアクション指導の下、それでも休むところは休んで、笑うところはみんなで笑って…といったメリハリがあって、稽古場はあくまで明るい。

 一通りアクション稽古が終わると、次は大掛かりなセットへ移動しトランポリンの稽古へ。今作のアクションシーンの最大の目玉で ある「ウォールトランポリン」のパフォーマンスだが、これが非常にハイレベル。運動神経抜群の彼らをもってしても、跳躍の高さをコントロールしたり、隣の人とタイミングを合わせたり、揺れるトランポリンの上でぴたっと静止しポーズを決めたりするのはいずれも至難の業で、各人の表情に悔しさがにじむ。中でも宮近海斗は着地に何度も挑むも、静止がうまく決まらず声を上げて悔しさを表していた。それでも、先生のアドバイスに対する7人ののみ込みの早さはさすがの一言で、1~2時間見学している間にもおのおの目に見えて上達していくのがはっきりと分かった。「必ず全員できるようになります!」との先生の言葉通り、きっと本番の舞台では見事な跳び技を披露してくれるに違いない。